参議院選挙は都道府県ごとに2〜10人を選出する「選挙区選挙」と、全国を一つの区域として、政党が集めた票の数に応じて議席を配分する「比例代表選挙」で行われます。ですから有権者は2種類の票を投じます。
3年ごとに半数ずつ改選するために、今回の選挙では選挙区で73人、比例代表で48人の合計121人を選びます。
選挙区選挙では候補者名で投票し、得票の多い順に当選します。
比例代表選挙では、政党名か、政党が名簿にのせた候補者の名前を書いて投票します。政党名と各候補者の得票を合計して、「ドント式」という計算方法で各政党に当選議席数が割り当てられます。党の中では個人名の票が多い候補者から順番に当選します。
今の国会は、衆議院では自民党、公明党の与党が多数です。しかし参議院では民主党などの野党が多い「ねじれ」という状態になっています。衆議院で可決した法案が参議院で否決されるなど、政権の運営が不安定になるので、与党は参院選でねじれの解消をめざしています。
朝日小学生新聞
http://www.asagaku.com/yahookids_senkyo2013/index.html
2013年07月17日
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