三浦雄一郎氏は、70歳でエベレスト登頂、続いて75歳で2度目の登頂に成功した。
そして今年5月、史上最高齢となる80歳にして、3度目のエベレスト登頂を果たした。
いくつになっても夢をあきらめずに追い続ける人は魅力的だ。
ミュージカル「ラ・マンチャの男」主人公・ドンキホーテは年を老いながら
アルドンサを麗しの姫に見立てて、瞳を輝かせ恋を語り、年を老いながらも『見果てぬ夢』を歌う。
その歌詞は、「見果てぬ夢を見続けて」と始まり、更に次のように続く…
かなわぬ敵と戦い続け
耐えがたき悲しみに耐え抜き
勇者すら行かぬところへ向かう
…
これが私の冒険の旅
その星を追いかける
どんなに望みがかなわぬものでも
どんなに遠くにあるとしても
…
作者のセルバンテスは、こう語る。
「富を失うものは、多くを失う。
友人を失う者は、さらに多くを失う。
しかし、勇気を失う者は、全てを失う」
年齢を数えるよりは、勇気を振るえる時を数え、何か他の人の為に
力を尽くそうと思う人でありたい。
政治家は、放っておけないなどと言うけれど、そういう姿を
当選後には、今度こそ、きちんと示して欲しい。
その為には、国民、市民がしっかりと彼らをウオッチし続けることも大事であり
勇気を奮って声を上げることも大事だ!
この国の二十代、三十代前半の若い人々は、現状が悪くなることを恐れる傾向があるようで
それでも選挙に行かない世代の代表格だ。一票を無駄にする者は総てを失うなどとは言わないが
国の未来を選択する責任の一端を担わなければ、若い世代にこそツケが回るはずだ。
一方、高度成長をなんらか体験した中高年は
有権者としては比較的真面目に選挙に行く層だとされる。ある意味で日本のもっとも幸運な
社会保障の時代にあったかもしれない。
お世話になるだけではなくて、更に夢をもって良き社会にするよう鼓舞していこう。
まずは、国家の未来を託す選挙には、期日前投票も涼しい時間帯に便利に活用し、
国民の権利であり、義務である選挙には必ずに行こう!!
2013年07月09日
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