2013年03月16日

県知事選挙

千葉県知事選は17日に投票が行われ、即日開票されます。立候補者は、千葉大名誉教授の三輪定宣氏(75)(無=共産推薦)、新人でシェアハウス経営の佐藤雄介氏(31)、現職の森田健作氏(63)の3人となっています(届け出順)。

東日本大震災による液状化被害への対策や、成田空港を活用した地域経済の活性化策などが争点にしていますが、森田氏は、東京湾アクアライン通行料値下げの社会実験など、1期4年の実績を強調するものの、我孫子・印西の市境にある放射能焼却灰一時保管所の問題は、県民全体からすると殆ど関心の的にもならない感じなのは残念です。

2009年10月20日、森田県知事は当時の前原国交相と面会し、千葉県北西部などに路線を持つ「北総鉄道」の運賃を早急に値下げするよう要請を行なっていました。線路使用料の変更などには国交省の許可が必要なためで、知事は北総鉄道の運賃を最低でも5%値下げするよう申し入れるとともに、成田空港に直結する「成田新高速鉄道」が2010に開業するのに合わせて値下げをすることが沿線の活性化につながると訴えていました。

 森田知事「北総鉄道は『京成電鉄』や『JR東日本』に比べて倍の値段。何としても(値下げを)実現させたい。北総鉄道の値下げの時期的なメドに向け、頑張ります」などと答えていたから、白井、鎌ヶ谷、印西など北総線沿線地区の県民の声は聞いてくれていたわけだった。

自民、公明両党の県組織などは森田氏を支援、それを受けて独自候補を擁立できずに自主投票となっている民主党の支持層の一部、みんなの党もこれに乗るなど、県議会は我孫子市議らの断固反対など耳に入らないようだ。

選挙戦に熱がなくて、前回の選挙の時のようには候補者の街宣車が回ってくることもありません。しかも、未だにポスターは三輪氏と現職の二人のみで、事実上の一騎打ちとなっています。県内全域にポスターを貼るには、候補者の組織力と印刷にも相当にお金がかかり、知名度からいっても、現職が有利ですから、今回の選挙の行方は見えてきているとも言われてきています。両氏は選挙戦最終日、千葉、船橋、柏市などで支持を訴えて遊説を終えました。

 
東京新聞が原発などへの基本姿勢をアンケート形式で聞いた、その回答が出ていましたので、一部ご紹介まで。(上から届け出順)

 Q1 真っ先に取り組みたい県政の喫緊の課題と、その対応策は。

 Q2 二〇一一年の本県の農業産出額は、前年の全国三位から四位に落ちた。農業振興にどう対応するか。

 Q3 放射性物質を含む焼却灰など「指定廃棄物」問題で、国は最終処分場の選定を進めている。候補地が示された場合、県としてどう対応するか。

 Q4 県債の発行残高が三兆円に達するなど懸念される財政難への対応策は。

◆三輪定宣氏 無新=共
 A1 ゆきとどいた教育、子育てと老後の生活の安心、地元業者の仕事と雇用確保、防災の街づくりをすすめる。全国4位の財政力をいかし、12年連続全国最低の福祉予算を増やし、不要不急の巨大事業の浪費を見直す。

 A2 県農業に壊滅的打撃を与えるTPP参加に絶対反対。独自の価格保障・所得補償、農業後継者対策、直売所や出荷組合への支援、学校給食への県農産品使用拡大などで全国平均を大きく下回る食料自給率を向上させる。

 A3 放射性廃棄物の最終処分は国の責任で行うよう強く求める。県内に処分場を設置する場合は、地元住民への十分な説明と理解・合意を得ることが大前提。その際、万全の安全対策を講じることは言うまでもない。

 A4 不要不急の大型公共事業を抜本的に見直し、公共事業は生活道路整備など生活密着型へ転換する。歳入面では消費税増税に頼らず、負担能力が十分にある大企業への法人事業税超過課税などで新たな税収を確保する。

◆森田健作氏 無現<1>
 A1 「防災基本条例」の制定。県立高校における道徳授業の必修化。コンビニと連携した防犯対策。圏央道大栄−横芝間の早期整備。認知症対策の推進などに取り組む。

 A2 県産農林水産物の戦略的な産地強化と地域ブランド化による高付加価値型・高収益型産業への転換を促進するとともに、農林水産業者が加工・販売等の業務展開により経営の多角化を進める「六次産業化」を推進する。

 A3 指定廃棄物の処分について国は「法律に基づき平成26年度末までに最終処分場を確保する」と明言しており、安全性に万全を期した処分場の確保や地元の不安解消等について、県は国に対して適切に要望していく。

 A4 県債残高や人件費の計画的な削減、徹底的な事務事業の見直しによる歳出の抑制、公社等外郭団体への県支出額の削減、県有資産の売却による歳入増に取り組むとともに、経済活性化策により税収増や財源確保に努める。
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | chiba | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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