運のある人は、サポート陣にも力のある人が集まり、前進していくものだ。大河ドラマの平清盛だって、初めはそうだった。その轍を踏まずと、多くの武将が天下統一を夢見た。信長、秀吉、家康、更には黒船に開国を迫られ維新の竜馬や博文が続いて近代日本が築かれて、結果的に帝国憲法発布の際に女性が排除されたのは残念だけれど、しかしながら、神代の国にまでも遡る日本の歴史のその先はアマテラス大御神という女性神を崇める国だから・・・、こうなってくると話は長くなるので論文『明治、大正、昭和において社会的活動をした女性』を読んで頂きたいところです。
さてさて、話を戻すと、安倍内閣による日本経済再生はアベノミックスと称して定着しつつあり、評価も結果も悪くはない。円安、株高で動きが続いています。日銀総裁の同意人事は、参議院で12議席を持ち、キャステイングボートを握るみんなの党に配慮し、財務省OBは避け、岩田一政を指名するのではないかと言われ、これもなかなかの采配ではないでしょうか。












今やこうした政治、経済の影響は、所得倍増計画の時代と違い、右肩上がりでは行かないシナリオです。高度成長の時代は政治家の失言、失策に目をつぶっていても、失業はなかったのです。新卒は青田買いされて、昇給があり、ボーナス増額率でもめる組合闘争でした。今は、私たちが日本の再生に力を貸すように求められているのですから、箪笥貯金を死守している場合ではなくて、孫子に渡していこうとのトレンドに向かっています。国会中継はPCでも視聴することができる時代です。女性が動けば、良い形に変わるのではと思います。
人生のテーマは、ただ長生きするなら良いのではありません。
小林正観(著述業、講演者)の『楽しい人生を生きる宇宙法則』講談社によると、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ガンを宣告され、毎日さまざまな健康法、食事療法を5年間続けてきた方がおられ、ありとあらゆる頼まれごとをすべて断って、健康維持を第一としてきた。5年経ったところでふと「私は何のために体を治そうとしているのだろうか」と思ったそうです。病気のせいで何も他は引き受けられない、と5年間思い続けてきた。
その結果、何のために生きているのかわからなくなった。
頼まれごとは極力断ってきたが、それでは今この瞬間を生きていることの意味がぜんぜん無いではないかと思い、それからは人から頼まれたことをやってみることにしたのだそです。毎日病気を治す健康法のために費やしていた時間やお金を、他からの頼まれごとをするために使い始めたのだそうです。
そして、それ以来すでに3年経ちますが、その後忙しくて、一度も病院へ行っていないそうです。しかも、最近ホノルルマラソンに参加し、完走しました。誰もが「奇跡」と驚いています。
ある一点について問題をどうにかしようとか、または、この商品を営業努力によって売りたい、と思って努力するが、神や宇宙を味方にして今この瞬間を生きていくことのほうが、実は近道なのかもしれません。
皆に喜ばれる存在であると、「ツイてる」、「うれしい、楽しい」、「感謝」、「幸せ」、「ありがとう」という言葉が出てきて、顔も自然にそう言っている人となると言うわけです。反対に、相手に喜ばれない存在は、「不平不満」、「愚痴」、「泣き言」、「悪口」、「文句」を言う人のようです。この状態がエスカレートすると、「恨み」、「憎しみ」、「呪い」となる、と正観さんは言うのです。
もし神という存在が上から見下ろしていたとすると、その人が病気であるかどうかは関係がない。喜ばれる存在をまったくやっていない5年の間は、神はこの人を応援支援しようとは思わなかったのかもしれません。
引き受けるなら、文句をいいながら引き受けるか、進んで立ち働くか、は大きな違いだということです。人に喜ばれる人生は大きく膨らむし、そうでないと萎んでいくそうなのです。もっとも、単なる人数合わせで頼まれるようなことは断っても構わないので、どうしてもとの頼まれごとは進んで引き受けた方がいいということなのだそうです。