特に留学生には日本を理解して、日本文化の伝播を期待したいと思っているので学校のボランティア、地域でのホームステイにも関わってきた。国際理解の醍醐味は、他を知って自らをさらに深く知ることになり、日本の良さを再発見させてもらえることだ。
ニイハオといったために誤解ということも、たかが挨拶だとは侮れない、外交問題の基礎知識として市っておくべきだと・・・・。浅田次郎の『中原の虹』のなかに日露戦争後あたりからはやりはじめた比較的新しい言葉だというような意味のことがありましたし、留学生の言うように個人を重んじる場で、乱用すると却って相手に幻滅されることもあるみたいです。日本の政治家、外交官は中国と付き合う際は大上段に言葉を学ぶより、まずは我孫子で20年近くも継続されてきた「留学生が先生」の授業に来た方がいいかもしれない!
もちろん、我孫子カルチャー&トークの『ちきゅうトーク』(海津新菜監修・2001年発行、我孫子市民図書館に3冊蔵書)も読んでいただきたいところです。



