2012年10月09日

日本人のノーベル賞、19人目!

今年のノーベル医学生理学賞受賞が京都大iPS細胞研究所長の山中伸弥教授(50)にきまった。日本人では、19人目、医学賞としては、利根川博士から二人目。

一夜明けた9日午前10時からの夫妻での記者会見。山中教授は一夜明けての心境を「感謝と責任の二つの気持ちを強く持っている」としたうえで、「研究を完成させることは一人ではできない。今回賞をいただき、そのかじ取り、けん引役を任命されたと思っている」と語った。

 山中教授と知佳さんは中学、高校時代の同級生。知佳さんは、受賞の知らせが届いた時の様子について、「夫が英語で『サンキュー、サンキュー』と言っていたので『大変なことになった』と娘と顔を見合わせました。しばらくしてから『良かったね』と(本人に)声をかけた」と振り返った。

 知佳さんによると、山中教授は「家では普通の夫。休日は家族のために手伝ってくれる」という。山中教授は「失敗ばかりで泣きたくなるような二十数年。そんな時に家族が笑顔で迎えてくれた。妻も自分の仕事を中断してついてきてくれた」と話した。特に米国での生活について、「研究するか家にいるかの生活。子育てに携わり、子どもの笑顔を見ることが支えになった」と振り返った。

 知佳さんは「忙しい時は声をかけるのもはばかられる。家族でどうサポートすればいいか分からないこともあり、重圧を感じているのだと頻繁に思う。外国とは時差もあるため、夜中でもやりとりをしており、リラックスする時間が限られている。しっかり休んでほしい」と、医師らしく体調を気遣った。

 そして、今回のノーベル賞受賞について、「たくさんの方に喜んでもらえることがうれしい。ありがとうございました」と声を詰まらせた。

 ノーベル賞受賞決定を受けて山中教授が取材対応を終えたのは9日午前2時ごろだった。山中教授は「学生たちが研究所で待っていてくれた。喜ばせ、和ませようと思ったのか、変装までして迎えてくれた。仲間に恵まれたことが今回の受賞につながった。米国の多くの仲間にも支えられた」。学生と研究仲間に対しても感謝の言葉を語った。

 「これからも家族、友人に支えられながら、iPS細胞がノーベル賞にふさわしい仕事だと思われるよう頑張りたい」。山中教授は、そう力を込めた。

出典:
毎日新聞  10月9日
posted by Nina at 19:40| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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