2012年10月06日

世の常ならむ、未来はつくっていくもの   

世の中の景気がいいとき、商売が繁盛しているとき、ものごとがいい方向に着々と進んでいるとき、人は慢心し、気を緩め、安心感に浸ります。ところが、常に状況は変わるのだと、悟ってきます。これは、やはり、10代、20代では思ってもみないことです。世の中に残っていく教え、美なるもの、習慣などは先人たちの経験と知恵の結集でしょう。

世のすべてが変わり続ける真理、「無常」を知っている人は、常に状況を観察をしているので、有事のときの対応のしかたを知っています。身近な例で、誰もが経験する結婚を例に上げる事ができます。「永遠の愛」を誓って結婚した二人は、安心し、しばらくすると互いへの思いやり、何か良くしてあげようという気持ちを怠けるようになります。結婚式で誓った「永遠(であるはず)の愛」は、実は努力しなければ永遠ではありえず、もろくも壊れてしまいます。

つまり、どんなことも、ゴールと思っていたことは、実はゴールではなくて、そこからが真剣勝負のスタートなのです。しかし、ゴール後こそ努力がいることに気が付かず、行動をおこす動機(結婚)を達成してしまうと、得ようとしていた気持ち(相手の愛)を忘れがちになる=怠慢に陥るのです。お互いの愛を継続するには、互いに常に思いやることを忘れない=感謝の気持ちを伝えあうことが必要なのです。それならば二人は、どんなピンチも一緒に乗り越えられます。ですから、最初のゴール(婚姻届)が、実は最終ゴールではないということです。

この世の中のあらゆるものは、常に変化し続けています。つまり、永遠不変のものはないのだと言えます。
それをお釈迦様は「無常」といい、「何かをやって成功したら、次にはそれを捨てなさい」と、おっしゃっていたそうです。上手くいっていた時のことを当たり前だとせずに、次に向かって努力し続ける、ピンチが来ても弱音をはかずに力を合わせる、そうやってきたから、今があり、子供たちの笑顔が守られてきたのではないでしょうか。輝かしい未来はつくっていくもので、待っていて転がり込むのではない!

参照;アルボムッレ・スマナサーラ『こころを清らかにする言葉』イースト・プレス
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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