2012年10月07日

みるふぃゆな生活レシピ  その7 

キャロル・S・ドゥエック(心理学者・スタンフォード大学教授)によると、自分のパーソナリティだと思っているものの多くが、実はマインドセット(心のあり方)の産物だという。あなたがもし可能性を発揮できずにいるとしたら、その原因の多くはこの“マインドセット”の仕方にあるという。人間の基本的資質は努力しだいで伸ばすことができるというセオリーを使う方法なのだそうだ。

それによると、子どもを二つのグループに分けた実験を行った。
まず、能力検査で同程度の子供を二つに分けて実験をした。すると、頭の良さを褒めたグループよりは、その努力の課程を褒めたグループの方が結果的にはしなやかに伸びていくということが明らかになったというのだ。どうも、頭の良さを証明しようとするために、難しいことへの挑戦は諦め、成果(点数)にこだわってしまうことも要因のようだ。

一方で、努力をほめたグループの出来は、継続性を伴って良くなっていった。難問に挑戦した事で、スキルに磨きがかかり、その後、最初に解けなかった問題に再度取り組んだら、出来なかった問いも解けるようになった。

「伸びるかどうかを決めるのは、才能ではなく、ものの考え方だ」と、キャロル・S・ドゥエック氏は言う。
「やればできる」、「最後は必ずうまくいく」、」「自分はなぜかツイている」、という楽天的で、肯定的な錯覚をしている人たちだ。なぜか、根拠のない自信を持っているようだ。

反対に、否定的な錯覚をしている人たちがいる。「努力しても仕方がない」、「うまくいなかないのは00のせい」などと、自分のことしか考えない自己中心的な人になりがちだ。

何度失敗しようと、決してあきらめない情熱をもち続けるには、しなやかマインドセット(心のあり方)が必要だ。

ドゥエック教授の研究によると、以下のような事が判っている。
能力をほめると生徒の知能が下がり、努力をほめると生徒の知能が上がった事になる。

もって生まれた才能、適性、興味、気質は一人ひとり異なるが、努力と体験を重ねることで、要するに、期間の定められていない人生を賭けて継続すると、誰でもみな大きく伸びていけるというのである。

じつは、ダーウィンもトルストイも、幼少時にはみんなから凡庸な子だと思われていた。
名だたるスポーツマンの中にも、子どものころは運動神経が際立っていたとはいえなかった人もいる。
20世紀を代表するアーティストといわれる写真家、シンディ・シャーマンは、初めて受けた写真の授業で単位を落としている。ジェラルディ・ペイジは大女優とまで言われるようになったが、君には才能がないから女優の道はあきらめなさいと諭された経験があるという。

本人の才能よりは、むしろ、ぶつかりあう中で成長させてくれる友人やパートナー、またはライバルが重要なのだとうことだ。しかしながら、多くの人々は自尊心を満たしてくれる人を、分かってくれる人に求めてしまうのだろう。

思いどおりにいかなくても、いや、うまくいかないときにこそ、粘りづよくがんばる人が「しなやか」マインドセットをしていけるので、試練を乗り越える力を与えてくれるのは、このマインドセットが出来るかどうかなのかもしれない。

参考:キャロル・S・ドゥエック
   『「やればできる!」の研究』草思社
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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