2012年07月01日

原発の是非を問う住民投票条例、市民が各地であの手この手の抗議行動

BSフジ『プライムニュース』(2012年5月10日20時〜放送)で、原発再稼働を問う住民投票条例についての是非についてやり取りの記録がありました。 


20120119 枝野経産相に問う エネルギー政策の行... 投稿者 PMG5

番組開始から57分のところで、条例の話題が出てやり取りしています

反町キャスター:
 枝野さん、その原発の是非をめぐってヨーロッパなどで国民投票やったりしたっていう国がありますよね。 そういうものについてどういう風に一定の理解…国民投票っていうのは考えたことありますか?

枝野経産大臣:
 私、野党時代に、国会の憲法調査会、民主党の憲法調査会に一応やってました。
 その時に、憲法改正以外でも国民投票でものを決めるということを導入すべきだと、いうことを、の旗を振っていた一人です。ですから、一般論として国民投票のようなものがですね、重要な案件について有効な手段だし、活用すべきだと思っています。
 ただ、そのためには議論がある程度煮詰まって成熟していることが前提になります。
.........省略

 政府の大きな方針として、原発依存からの脱却というのは決めています、ということは、今、依存しているんです、今依存しているということは、脱却するのに、何年かかりますよね、という話なんです、依存しているから、安全確保したうえで、当面使わして下さい、むしろ、原発依存脱却という方針を示している、当然の前提なんです、で、その依存からの脱却について、じゃあ何年かけて脱却するのか、もちろん今すぐ脱却しろと、相当無理があっても脱却しろという人もいらっしゃるけれども、もちろん国民の中には従来通り、原発を使い続けようという人もいらっしゃいますけれども、政府としては、依存から脱却していきたい。10年なのか20年なのか30年なのか40年なのか、しかし、中長期的な話と大飯の話は別次元です。

反町キャスター:
その中長期的な話と大飯の話は別?

20120119 枝野経産相に問う エネルギー政策の行... 投稿者 PMG5

 民主主義の建前と、手法は使い分けて平然と説明してしまう大臣の顔はポーカーフェイスだ。 

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 そして、昼ご飯を食べながら(6/20)、たまたまテレビをつけたら都議会の中継で、住民投票条例の制定を決議する状況でした。請願を出した人々が傍聴席にいたのか、騒がしくなって議長が何度も注意していた。都議会が古色蒼然なのを感じたのは、「動議」の出し方に表れていた。相撲の行司の呼び出しのような発声で議長に伝えるのは異様だった。そして、34万人の署名で出された原発再稼働を問う住民投票条例を否決して重対結果となった。否決された様子をライブ中継で見たあとは、3人の副知事、教育長の退任の弁も傍聴できた。

 東京都民投票条例案は、原発稼働の是非を問うもので、18日には審議する都議会総務委員会で、自民、公明の反対多数で否決となった。審議の過程では、民主と生活者ネットの共同修正案は可否同数となり、委員長が裁決した。東京電力福島第一原発事故を受け、市民が請求した住民投票条例案の否決は、大阪市に次いで二件目。

 都議会(議員数124人)は、石原慎太郎知事を支持する自公など与党勢力と、民主など野党勢力が62人と同数だが、採決に参加しない議長を民主が出しているため、20日の本会議でも反対が過半数を占め否決された。

 条例制定を直接請求した市民グループ「みんなで決めよう『原発』国民投票」は、原発が立地する静岡県での住民投票を目指して既に署名集めを開始された。近く新潟県でも始められる予定だ。

 公明はこれまで態度表明を控えてきたが、18日の総務委で初めて「都民投票は原発稼働の是非を二者択一するもので、多様な都民の意思が正しく反映されない」などと反対意見を明らかにした。

 総務委は市民グループが作成した原案のほか、共同修正案、共産の修正案を審議。共同修正案の採決では、共産も賛成に回り、可否同数となったが、吉倉正美委員長(公明)の裁決で否決された。

 原案の採決では、民主が党議拘束を外したため、一人が反対に回り、賛成六人に対し、反対八人で否決。共産の修正案に賛成したのは共産、ネットの二人だけだった。

 条例案には石原知事が「原発稼働の是非は国家の安危を左右する問題。政府が専門的な知見を踏まえ、冷静に判断すべきだ」などと反対を表明していた。

 20日の本会議では原案否決の委員長報告があり、原案の採決のみが行われる。民主は党議拘束をかけない方針で、原案が「永住外国人を含む16歳以上を投票資格者」としていることなどから、反対に回る議員もいたとみらる。

 市民グループは昨年12月、地方自治法に基づき、署名活動を開始。請求に必要な有権者の2%を大きく上回る323,076筆の有効署名を集め、5月に条例制定を直接請求していた。

◆都議会各会派の意見

<民主>
 32万を超える都民が条例を提出した熱意と行動に大いに敬意を表する。その思いを受け止め真剣に議論するため、請求代表者から理由を直接聞くなど精力的に調査検討を重ねた。都民の意思表明の場があってしかるべきだ。原発稼働の是非は国に第一義的な責任がある。福島県など原発立地地域や地元住民の多岐にわたる問題があることも考慮すべきだ。投票結果の反映方法などで必要な修正をし、都民投票の実現を求める。

<自民>
 都民が快適な生活を享受できるのは、原発立地地域が葛藤を経て原発を受け入れ、電力を送ってくれたから。敬意と感謝を忘れてはならない。電気を頼る東京が、立地地域の存立に甚大な影響を与える判断をするのは慎むべきだ。多岐にわたる課題の最適な解決策を編み出すには、国民的討議を経て、国が全体を俯瞰(ふかん)したエネルギー戦略を構えることが最も重要だ。都民限定の住民投票で、原発問題に決着はつかない。

<公明>
 都民投票は原発稼働の是非を二者択一するもので、多様な都民の意思が正しく反映されない。比較多数で都民意思とすることも合理性を欠く。原発稼働の是非は東電管内の他県や全国にも影響を及ぼすもの。電力消費地を東京都に限定すべきではない。原発稼働は国のエネルギー戦略など多様で複合的に考慮すべきだ。公明党は原発に依存しない社会を目指し、新しい原発着工を認めないなどして次世代に安全安心を引き継ぐ。

<共産>
 条例案は多くの署名が寄せられ提出されたもので、最大限尊重されるべきだ。原発事故は歴代政府が警告を無視して原発を推進してきた結果で、多くの都民がもはや国に任せられないと判断するのは当然だ。エネルギー政策は国家課題との理由で知事は都民投票を否定しているが、東京都も新しいエネルギー政策を発信しており、反対する理由は成り立たない。都民投票は間接民主制を補完する重要な手段で、拒否は許されない。

<ネット>
 知事は原発稼働は国家の安危に関わるから国の責任で判断すべきだと条例に反対しているが、3・11以降すべてが大きく変わり、これまでの価値観の延長では済まない。国家の安危に関わることが起きているから、都民が立ち上がり議論しようとしている。無関心に電力を享受してきた責任を自覚し、今後のエネルギー政策を自分たちで考えたいという都民の意思を重く受け止め、民主主義を成熟させる条例制定を強く求めたい。

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 議会制民主主義に則って、都議会最終日に議決、都議会で検討するには当たらないとの多数決判断になった。34万筆は我孫子の人口の3倍。それだけ集めても、再稼働の是非を問う審議は都議会になじまないという意見がわずかに多く、34万人の声は審議されないで打ち切られた

 一方で、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)でも再稼働の是非を問う住民投票条例を制定しようと、市民団体「みんなで決める会」が動き出した。6月23日午前、直接請求のための署名活動を始めた。最初に署名した会社員の女性(55)=同県長岡市=は「福島の事故から原発に反対になった。投票でみんなの意見を聞くのがいい」と話した。

 署名はJR新潟駅前で同日午前10時から同会のメンバー10人弱で開始。同会共同代表で主婦の橋本桂子さん(39)=同県上越市=は「一人一人の署名がつないでいくので地道に取り組んでいきたい。署名してもらい、新潟の未来を一緒に考えてくれる人がいると実感できた」と語った。8月22日までに有権者の50分の1に当たる4万人弱の署名が必要という。 
 
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大飯原発前では、抗議行動を中継ライブ中です

http://www.nihon.jpn.org/ooi/


 がんばろう日本 頑張ろう各地の皆さん、そして我孫子市民!
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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