2012年06月04日

県が高濃度焼却灰の手賀沼処理場搬入のため、9日に住民説明会

千葉県が放射性セシウムに汚染された焼却灰の一時保管場所として手賀沼終末処理場(我孫子・印西市境)を提案していることに対し、子育て世代を中心にした我孫子市民から「絶対に受け入れ拒否」の陳情が出ていたことから、市議会は全会一致で受け入れ拒否を表明。県側が提案する東葛各市からの焼却灰搬入のための説明会についても、条件がかみ合わないとして説明会開催を拒否していたが、県は29日に周辺住民向けの説明会を6月9日(土)に開くと発表した。説明会は県立我孫子東高校で午後5〜7時に開かれ、処理場から半径200メートル内の自治会に所属する住民約220人が対象。県側から坂本森男副知事らが出席し、計画概要や放射線の知識について説明する(毎日新聞 2012年05月30日 千葉版)。

我孫子市としては、一極集中の負担集中を避けるため、県に同処理場以外の候補の提示を求めていたが、県は兎も角、周辺住民の説明会を開催して同処理場のみで焼却灰を集積する計画を進展させたい考えのようだ。既に印西県議は、2月の県議会に質疑に立つなどして、県執行部と考えを擦り合わせした感があったが、我孫子選出県議ら二人は「住民に十分な説明を行い終末処理場の問題を解決へ向ける」との意見書に賛成しており、全会一致決議となった。

これら経緯について我孫子市議会・放射能特別対策委員会は、地元の無所属(元民主党)の花崎県議を招致(自民党の今井県議は所用で不参加)して、先月17日に事情徴収するなどの努力を続け、不安をもつ市民の意見を県に伝えたが、県とは平行線のままだった。

県の計画では、処理場敷地内の2ヘクタールの用地に一時保管施設を建設し、高濃度放射性汚染物質(国の埋め立て基準を超えて処分できない焼却灰)2500トンの保管がしたい意向。

我孫子市は、2日までに市内で3回の「市政ふれあい懇談会」を実施、放射能対策総合計画などについて説明し、市民からの質問を受けていた。星野順一郎市長は「県から新たな提案がされない中、県が住民説明会が開催することは遺憾。今回の説明会をもって、この問題が進展したとは考えていない。今後は周辺の住民感情を踏まえると共に、県の動きを注視したい」とのコメントを発表。県の強引な対応の前に我孫子市は議会開催中の説明会に困惑気味だ。

6月県議会(http://www.pref.chiba.lg.jp/gikai/giji/gaiyou/h24/h24-6-teirei/kaiki.html)は12日から開催される。

千葉県議会への問い合わせ
 電話:043-223-2515 ファクス:043-222-4073



posted by Nina at 00:00| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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