政府は5日、新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された千葉県産のタケノコなどについて、各県に出荷停止を指示した。今月1日の新基準導入後、初の出荷停止となる。
世界でも例を見ない原発からの大量の放射能が、海に直接流れ出しましたが、
その汚染の結果が、今も続いているというのが現状
厚生労働省によると、対象となるのは同県市原市と木更津市で採取されたタケノコと宮城県村田町の原木シイタケ(露地栽培)のほか、同247ベクレルが検出された福島県猪苗代町の酸川(すかわ)支流のヤマメ。いずれも新基準値を初めて超えたことが4日、判明していた。竹の根から吸収したのではなく、事故直後に笹の葉に降り注いだ放射性セシウムが原因と考えられ、葉から地下茎を通じてタケノコに転流。竹林の地表を覆う笹の葉からは非常に高い放射性セシウム濃度が検出されている(場所によっては十万ベクレル/kg以上だそうです)のに対して、その下の土にはほとんど放射性セシウムが含まれていないています。タケノコは通常、夏から秋にかけて翌年タケノコの子芽を分化させます。4月数か月ひたすらタケノコの芽にセシウムは蓄積し続けます。タケノコは放射性セシウムを特異的に蓄積・移行しやすい植物であるのはおそらく間違いありません、トマト・キュウリ・ナスなどの果菜類、ダイコン・ゴボウなどの根菜類、ジャガイモ・サトイモなどのイモ類は極めて移行係数(土壌に対する濃度割合)が低く、葉菜類はそれよりはやや高い傾向はあります。そして豆類は比較的高いといわれていますが、十分に検証されているわけではありません50(ベクレル/kg)の野菜をいくら食べ続けても50(ベクレル/kg)以上にはなりません。福島県で一万点ほど検査しても50ベクレル/kgを超えたのは数点ですし、1kg食べないと50ベクレル摂取できません。
飲食する食材が全て基準値ギリギリのものだとしても年間被曝線量が1ミリシーベルト以下になるということなので、全て50ベクレル/kgの食材を食べ続ければ年間0.5ミリシーベルト以下となります。
加工や調理によっても濃度は下がりますし、毎日の食事にはほとんど放射性セシウムが含まれていないのが実態です(放射性カリウムはたくさん含まれていますが)。
100っていうのは、あまりにも高い値過ぎるので、
日本海側とか九州とか瀬戸内海の魚は、殆ど汚染の影響を受けない。それと回流の時期に関係してくる。小さな子どもには、低線量、内部被ばくのことを考えたら、10ベクレル以下のものを食べさせたい。
2012年04月29日
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