ホットスポットへの不安が言われるようになって、並木小の校庭の放射能汚染値が市内でも特に高いとわかり、保護者達で汚染低減しようと、7月9日に集まって、土の表面をスコップで削り、学校裏の凹地に捨てたということだ。市内の私立幼稚園では自主的に土の表面を除去したという。市外の保育園に通わせている祖父母からも、測定したいと私のところにも相談があったので測定器をお貸しした。
SPEEDIの公開をしていれば、東北ばかりでなく、放射能物質の汚染が広がっていることが早く認識でき、対処が早かったのにと悔やまれる。稲わらへの汚染によって、肉牛への汚染は全国に広がって、既に販売に至っており回収騒ぎになっているが、国民の自主努力でモニタリングがされるようになってホットスポットが言われるようになり、SPEEDIを公開するなどでは危機管理、対処があまりに遅い。避難地域の人たちへの内部被曝の危険性も説明が今頃されていたり、学校が自主的に健康調査の手帳を作って渡したりしているのだとニュースになっていた。ひょっとしてチェルノブイリ事故より官制統制が利きすぎているのではないかという気にさえなる。
2011年07月10日
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