2011年07月19日

昨日のご報告

三連休最後の18日(月・祝)に「柳宗悦の思想 その面白さ」というテーマの講演会を催しました。
早朝のなでしこJAPANの快挙をテレビで見ていて、講演会のことを忘れてしまったのではないかしらんと思っておりましたら、沢山の方がおいでくださり、その上に講師の武田康弘氏の粋な計らいで「柳兼子伝」の著者・松橋桂子さんもおいで頂けました。


大正時代、白樺派の中心メンバーで民芸運動の創始者であった
柳宗悦・兼子の夫妻は、新婚時代、そして子育ての7年間を我孫子で暮らし、民芸運動、国際交流にも貴重な足跡を残しました。
その柳宗悦が、この地で暮らしながら創り上げた哲学、思想とは何かを『白樺』に造形が深い哲学者・教育者の武田氏に語って頂き、柳宗悦、そして兼子夫人の偉大さを改めて認識した次第です。講演後には、次々に質疑に手が上がり、開場にいらした松橋さんにもお答えいただく場面もありました。不快指数が最高の夏日に、“なでしこ”と『白樺』で爽やかな時間を過しました。翌日には下記のようなメールも頂きましたので紹介です

 
> 昨日は大変お世話になりました。
> いろんな方と出会えて、いろいろ考えることができて、とても良い会でした。
> 私の勝手な感想ですが、「柳宗悦・兼子の碑をつくる会(柳の会)」から、「白樺派を未来に伝える会」に発展させたらどうか、と思いました。
>
> 「柳宗悦・兼子の碑をつくる会(柳の会)」では、どうにも広がりにくい感じがするのです。
> 特に若い学生さんたちは、あまりピンと来ないのではないでしょうか。
> 「白樺派を未来に伝える会」なら、いろんな方の参加が期待できますし、学生さんも関わってみようという気になるのではないかと思います。
>
> ほぼ100年前に我孫子を中心に起きた巨大な文化運動の歴史的意義を明らかにし 、そのかけがえのない文化遺産を後世に発展的に伝えていく事業。
>
> ・・・・・・・白樺派の思想と活動は極めて先進的であり、混迷を極める現代の日本人こそが学ぶべき普遍性を持つものであった。それを学生の皆さん方にも伝えてほしい。本当の「新しい公共」がここから始まるのだ、と。
>
> 柳宗悦・兼子の碑をつくることがあってもおかしくないし、事業の中心はもちろん 、「柳の会」の方々です。
> とにかく、世界に誇れるすぐれた文化遺産なのですから、このままにしておくのはもったいないと思います。
>
> 勝手にいろいろ書いてしまいましたが、今後ともよろしくお願いします。
> ありがとうございました。
>

私が主宰している我孫子カルチャー&トーク(国際理解NPO活動)、そして千葉高校など県内の高校の歴史の先生方が主宰する柳宗悦・兼子の碑をつくる会(略称「柳の会」)、日韓・朝鮮研究会で準備をしてきたものでしたが、早速に参加者から嬉しいメールを頂き、更に喜んだところでした。実際に碑を作るということを究極の目的にするのではなく、あの時代に我孫子で夫妻が芸術家として向き合った凄さ、宗教哲学者・美学者として我孫子に居住した意義をしっかりと後世の人に伝えて顕彰していこうというのが目的だということです。柳宗悦は物心両面どころか、文字通り経済的にも兼子夫人(声楽家)に臆することなく支えられたという事、知れば知るほど20世紀を超越した夫婦が我孫子に住んでいたのです。武田先生(白樺文学館初代館長)に哲学の側面からお話ししてもらえて、またとない貴重な時間でした。 

posted by Nina at 00:43| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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