パニックを恐れず、情報を公開する姿勢を示したほうが、政府への信頼回復がされる。国が原発被災地に賠償するとしても、もはや贖い切れないくらいの状況になっているだろう、と考える識者のコメントが出ています。メルトダウンが明らかにされた後の23日、参議院・行政監視委員会が開かれて、インターネット画像で配信されたのを見てました。
それを見て考えたことは、関東の中で特に東葛エリアなどは、放射線量が高いと気付いた時は後の祭りだった、関西など原発から離れたエリアで、せめても子供たち、若い女性たちのこれからの被害は最小限にとどめていかないといけないということです。累積被爆量など、特に若年層にはこれからの放射能汚染の対策を考えなくてはいけないと言う事です。被災地の方たちはどうしたらいいのか、子供たちについては疎開を含めて考えるとかも真剣に取り組まなくてはいけないでしょう。
これまで、公衆被爆は年間1mSvとされてきるが、3.11以降の被曝量については一時的に晒されるのではなく常時となっていて、放射線の累積量(積分値)も見るべきといわれるようになってきています。
一発で大量の放射能を浴びせた原爆とは別ですから、常時低い被曝をしている状況は、、特に、乳幼児、妊婦、そして小さな子供への慢性放射線障害の影響が心配されます。
成人の基準値に基づいても、原発被災地で、150μSv =0.15mSvが24時間続き、これが14日(2週間)続いたと想定して、50.4mSvとなります。これは、妊娠可能な若い女性労働者の場合は3ヶ月5mSvなので、それを超えてしまいます(妊婦、幼児にはもっと厳しい)。
広島、長崎の被爆者の追跡調査データから、200mSv以上の被曝について、被曝線量と発ガンの確率が「比例」していることが分かっているということです。50mSv以上の急性被曝については被曝線量と発ガンの増加が関連しているらしいことが知られていますが、相関関係までは明瞭ではないということです。原発事故の放射能でも“大丈夫”としたら、関西以西に住む人や、年齢では50歳代以上の年配です。
一発で大量の放射能を浴びせた原爆とは別ですから、常時低い被曝をしている状況は、、特に、乳幼児、妊婦、そして小さな子供への慢性放射線障害の影響が心配されます。
成人の基準値に基づいても、原発被災地で、150μSv =0.15mSvが24時間続き、これが14日(2週間)続いたと想定して、50.4mSvとなります。これは、妊娠可能な若い女性労働者の場合は3ヶ月5mSvなので、それを超えてしまいます(妊婦、幼児にはもっと厳しい)。
広島、長崎の被爆者の追跡調査データから、200mSv以上の被曝について、被曝線量と発ガンの確率が「比例」していることが分かっているということです。50mSv以上の急性被曝については被曝線量と発ガンの増加が関連しているらしいことが知られていますが、相関関係までは明瞭ではないということです。原発事故の放射能でも“大丈夫”としたら、関西以西に住む人や、年齢では50歳代以上の年配です。
1mSv: 放射線業務につく妊娠中の女子が妊娠を知ったときから出産までにさらされてよい放射線の限度。
7 - 20mSv: X線CT (コンピュータ断層撮影)一回分
4mSv: 胃のX線撮影1回分の線量。
50mSv: 放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が1年間にさらされてよい放射線の限度。
81mSv: 広島における爆心地で原子爆弾爆発後2週間以内に立ち入った入市被爆者
放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が法定の5年間にさらされてよい放射線の限度。
放射線業務従事者(妊娠可能な女子を除く)が1回の緊急作業でさらされてよい放射線の限度。
これ以上は、死亡確率がグンと高まるので省略
参照HP:wikipedia