皆さま:
議会準備でお忙しい事と思います。私も原稿準備中です。
さて、有志の会に参加してから、自殺対策の調査のために視察したり、都内の自殺サミットなどに積極的にとり組むようになれました。議員有志の会会長が、議会質問に友人の自殺を体験した話をしたら(つい涙が出そうになって絶句したりしたそうだが)、議場はシーンとしていつもの野次もなく、先輩議員ら皆が聞いてくれて、しかもそのあとは職員が積極的にチラ配布をしてくれるようになったいう話を聞いて、私もだいぶ意識が変わりました。そこで、議会質問に取り入れたのが昨年末でした。
有志の会に入会するように勧められた時も、実はどうして皆さんが入会したのか、なぜ自殺の件を議会で取り上げるようになったかとかと聞いたりして躊躇していました。すると、友人に自殺した人がいたりする議員らしいのが分かってきたのです。その時のショックから立ち直るのに時間がかかったのは、誰も同じでした。今でいう、カミングアウト(人に打ち明ける)したところからできる、一種の決意、自殺を予防する努力をしようとの繋がりを持とうとした経緯が分かりました。私の同級生にも自殺した人がいて非常にショックで、何も出来ないでいたこともあって、それまでは人に話すなどもできないでいました。入会の誘いを受けてから、それでも入会まで一年くらいかかりましたが、メーリングリストによって各地の議員たちが頑張っているのに刺激を受けています。大変だからと足踏みするのでなくて、出来るところからやればいい。
まずは、質問をどうつくるか、逡巡もしましたが、他の議員たちが懸命に取り組んでいる様を見聞してから、少しでもやっていけば何か変わるかもしれないと思うようになりました。そのお陰で、市は昨年末に多重債務相談チラシ作成してエレベーターなどに貼り紙をしてくれ、また図書館でもその関係の図書の特別掲示が行われました。市の職員もそうした関係の勉強会に参加するなどもされました。知合いの社労士の方からは、ボランティアの申し出があり、市と協力して相談窓口のお手伝いが始まりました。
最近の市の広報では下記のような取り組みが告知されました。
2011年2月19日(土) 1 〜 4時
「自殺予防対策フォ-ラム」 (無料)
けやきプラザ ホール
(千代田線・常磐線 我孫子駅南口から徒歩1分)で 開催(無料)されます。
第一部 トークショ― 木の実ナナ 聞き手 川野健治(自殺予防総合対策センター)
鬱を克服した木の実ナナさんの体験を交えた明るく前向きな生き方の話。
第二部 講演 「我が国の自殺の現状と気づいて欲しい自殺のサイン」
対象 柏・我孫子在住者 500人 先着申し込み順 (市・福祉相談課に12/22まで)
報告まで 以上
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