2010年11月26日

国技、相撲のこの頃

我孫子市議会では、12月定例議会が、来週月曜(29日)より開催、通常よりいくらか早く始まる。各駅での駅頭活動の際には、そのことも伝えている。

さて、国会では、日本の外交問題、危機管理の状況が追求されている。北朝鮮と韓国では軍事演習での接触死亡事件も起きている。縄張り意識という言葉もあるが、テリトリーを荒らされるのは心中穏やかではいられない。

明るいニュースを探すと、スポーツに目が向く。相撲はこのごろ外国人力士ばかりだが、子供の頃には父と良くTVで観戦し、「君が代」は相撲の歌だと思ったくらいだった。今、大関以上の地位で日本人力士は魁皇ただ一人だ。相撲界の不祥事続きで、今年7月、場所前に大関琴光喜が解雇され、有力日本人力士が一人となった。現在、九州場所だということもあり、福岡出身の魁皇を見つめる目が日に日に熱くなっている。

初土俵以来20年以上に渡る現役生活、また2000年9月に大関に昇進、早い出世ではない。しかし、10年に渡り関脇に一度も陥落することなく大関の座を守り続けてきた。昭和以降の最年長大関在位記録を更新、なんと昭和以降の最年長大関以上在位記録(36代横綱羽黒山が引退した1953年9月場所の38歳10ヶ月)にも迫っている。

景気が低迷する九州で、38歳の福岡出身大関の頑張りは地元を元気にさせ、連続優勝の期待された横綱よりずっと歓声が大きく人気がある。2001年10月に登場した博多〜直方間の特急列車の名前が「かいおう」となったことにも象徴される。力士の四股名に限らず、人名が特急列車の名前に採用されるのは極めて異例。九州場所の館内は「頑張ってくれて、ありがとう!」の大拍手だ。ふるさとの応援大コールに魁皇も「ありがたい。帰ってこられて良かった」と感謝する。辞めてもらっては困るという地元の想いが伝わる、辞められない。

それでも13度目のカド番で迎えた先場所、負け越せば引退する意思を固めていたらしい。14日目に同じ稀勢の里を破り奇跡の勝ち越しを決めたが、内心では「今場所でダメだと思った」と告白する。危機を乗り切ったが、10月の秋巡業で負傷を再発し途中休場。奈良県内のリハビリ施設で徹底的に治療に専念した。連日、25メートルプールで1時間もダッシュ、ウオーキングを繰り返し、執念で回復に努めた。「苦しいけど自分がやれることをしっかりやろうと思った」。ふるさとのために流した汗が成績につながっている。さすがに若くないため、連日の取り組み後に深夜1時過ぎまで宿舎で治療に専念する。土俵に懸ける思いが運をも引き寄せて連勝を生み出しているかのようだ。

24日は、神懸かりの10連勝を決めた。決まり手は引き落としだが“神業”とも言える相撲で、04年春以来、6年ぶりの10連勝。現在、優勝争いでも横綱・白鵬と1敗で並ぶ。38歳が、日本人としては06年初場所の栃東以来、地元九州での優勝は初となる。
強い意志が「体はしんどい。でもやるしかない」と地道に稽古に取り組ま、今日に続いている。幾多の試練をくぐり抜けてきた「魁皇力」で、久々の日本人力士として賜杯をつかんで欲しい。千秋楽へみんなの声援は高まる。

1988年初土俵、同期には曙、貴花田(後に貴乃花)、若花田(後に若乃花)がいた。

posted by Nina at 02:26| 千葉 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
(失礼ながら)Nina市議様がこれほど大相撲好きで詳しいとは思いませんでした(^_^)。幕内通算最多勝記録を更新中ではあるが、全身創痍の魁皇が予想を遥かに超える土俵への執念で勝ち運を呼び込み優勝争いまでしている姿に、白鵬の連勝記録しか興味のなかった相撲ファンと言えない小子のようなものまでも感動せざるをえません。本ブログには、難しく頭の痛くなるような諸問題だけでなく、こうした心安らぐ明るい話題を今後もどしどし綴ってゆかれるよう楽しみにしています(^j^)。
Posted by I.Iwao at 2010年11月26日 19:36
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