●3人に1人がかかる病気
3人に1人が癌で亡くなる時代だと言われます。今、年間の死亡者100万人のうち34万人が癌であり、現状の癌患者はその倍と考えられるそうです。アビスタの図書館でも、癌に関する本が1/3くらい貸し出しになって、ほかの書架と違っています。我孫子でも相当の数の方が何らかの心配を抱えて借りているのかと気付かされて、改めて驚きました。
3人に1人が癌で亡くなる時代だと言われます。今、年間の死亡者100万人のうち34万人が癌であり、現状の癌患者はその倍と考えられるそうです。アビスタの図書館でも、癌に関する本が1/3くらい貸し出しになって、ほかの書架と違っています。我孫子でも相当の数の方が何らかの心配を抱えて借りているのかと気付かされて、改めて驚きました。
●癌への対処
癌に対する技術の進歩もあるが、現状の病床数からすると増える患者に対応するとしても病院の受け入れも短期になっている。以前は40日から半年だったのが、最近は2週間くらいという事だった。千葉県は、全国比較しても癌に対応する病床数が少ない県です。もっとも、30年前までは自宅で亡くなる方は半数だったが、今は14%ぐらいに減っている。癌患者の方の59%が自宅での最期を迎えることを希望されることからしても、自宅での治療ができる体制を地域の中につくれるようにする必要があるとのことでした。日本は先進国の中でも病院治療、入院に頼る状況が多い(なにぶん、団塊の世代が高齢化、そして少子化ですから、多様な問題が山積み)。核家族化で近隣に支える親族、頼れる地域の支えが見出しにくいことが、自宅より入院を選択することになるようでした。包括支援センターの限界があるとしても、やはり癌患者、ご家族へのサポート体制を早急に構築すべきです。幸いに柏には、癌の専門のプログラムで家族総合支援センターもあります。あまり知られていないので、利用者が少ないので行政としても情報提供をしていくべきでしょう。先生方は、皆保険のシステムを維持できるようでありたいと力を入れておられました。他国(英国、米国の例を話して頂いた)では医療費が高いので治療が受けられないこともあるのだとか。そういう点では、日本はやはり国保の仕組みを大事にして、滞納が増えてしまっている現状には市民の理解を進め、徴収努力は欠かせないと思います。
●緩和ケアとは
また、最近は、以前より緩和ケアがしやすくなったとのこともお聞きしました。緩和ケアとは、癌患者の心身のつらさを患者にあった方法で取り除く対処のこと、あるいはご家族を含めて支えていく考え方です。日本は、世界的に見ても麻薬を使うことを忌避してきて、無駄につらさに耐えるだけだった。それが2008年から「緩和ケア普及プロジェクト」が始まりました。世間では、麻薬の副作用のことも誤解されているが、実のところ副作用は認められないと明らかになっているとの説明でした。
●支援センター
また、最近は、以前より緩和ケアがしやすくなったとのこともお聞きしました。緩和ケアとは、癌患者の心身のつらさを患者にあった方法で取り除く対処のこと、あるいはご家族を含めて支えていく考え方です。日本は、世界的に見ても麻薬を使うことを忌避してきて、無駄につらさに耐えるだけだった。それが2008年から「緩和ケア普及プロジェクト」が始まりました。世間では、麻薬の副作用のことも誤解されているが、実のところ副作用は認められないと明らかになっているとの説明でした。
●支援センター
それでもやはり医療費の負担や精神的な不安にどう対処するか、ご本人、家族に厳しい問題が突きつけられていきますから、近くで適切な情報を得て相談できるところが必要です。
適切な相談員がいて、日曜日も先生による対応の日があります。医療連携では、「退院後のサポートについて知りたい」、「医師の説明を聞いたけど今後の治療をどう考えればいいか分からない」、「食事や薬の飲み合わせなど、何に気をつけて生活すればいいのだろう」、「がん治療にかかる費用が心配」…。治療や検査だけではなく、がんにかかわるあらゆる心配、お困りのことについて、ソーシャルワーカー、看護師、管理栄養士、薬剤師がご相談を受け、一緒に対策を考えます。ご相談は、直接窓口でお話をうかがう以外にも、電話(電話:04-7134-6932)でもお受けて下さるとの事です。お気軽にお話しください。
こうした運営には、やはり当初に活動に助成金があってて出来たことなので、経費削減下の今後の運営が心配されます。海外であれば、寄付金の風土があるので国ばかりを当てにしないのですが・・・、と先生が言われる。これらを聞いて真面目な女性議員たちは地元議会に戻って、相談窓口の明確化や連携などできる所から取り組んで頑張りたい、アンケート調査への協力などを考えられないかとそれぞれに考えを述べた。
患者さんだけではなく、ご家族、友人として「本人にどう声をかけてあげられるだろう」「病気のことを一緒に理解したい」などの思いもあります。 | |
これまで病院以外でこういった相談ができる場所はほとんどありませんでした。また、病院も気軽に相談するには敷居が高い場合があります。そこで国立がんセンター東病院と柏市医師会が協力し、周辺にお住まいの方が気軽に相談できる場所として平成20年8月1日に「がん患者・家族総合支援センター」を開設しました。月曜日から金曜日の午前11時から午後5時まで相談を受けています。 |
こうした運営には、やはり当初に活動に助成金があってて出来たことなので、経費削減下の今後の運営が心配されます。海外であれば、寄付金の風土があるので国ばかりを当てにしないのですが・・・、と先生が言われる。これらを聞いて真面目な女性議員たちは地元議会に戻って、相談窓口の明確化や連携などできる所から取り組んで頑張りたい、アンケート調査への協力などを考えられないかとそれぞれに考えを述べた。
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柏の相談支援センターは、一度行きました。
でも、船橋市あたりからは遠く感じます。
自分の住んでいる地域で、安心して暮らすためには、身近な場所に相談場所があることが必要と常日頃から感じています。身近な相談場所として、私たち体験者によるサポート(ピアカウンセリングやがんサロンなど)の活動も、もっともっと、多くの人にその有効性を知ってもらいたいと思っています。
高齢でも、障害があっても、病があっても、すべての人が地域で安心して暮らせるように、がんばって下さいね。