★細川佳代子氏の講演会(12/10) 昨年末スペシャルオリンピックス日本の活動をされる細川佳代子さんの講演会にいきました。細川さんは私が出席していた女性の政治スクールの顧問でもありましたので、とても親近感がありました。ことあるごとにスペシャルオリンピックスの話をされるので、政治スクールの女性議員たちは何らかで関わりをもって活動していたと思う。
細川さんは、1994年、スペシャルオリンピックス日本を設立し、障害のある人の自立と社会参加を日常的なスポーツを通して実現する活動を行っておられましたが、それも元首相夫人だからだろうと思っていたら大違いでした。行動すること、出来ないと考えるのではなくてどうやったら実現できるか考え続け、諦めずに行動する事だと言われて、その会合のあとには何が出来るか考え、必ず明日の内に実行すると約束するように促されました。そこで、私もとにかく映画「インクルージョン」への募金を実行することにしました。
日本人の8割が障害者に関心がない、他方、欧米先進国 ではノーマライゼーションの時代からインクルージョン時代へと進み、障害者の社会参加が当たり前と考える国民が過半数を超えていると貧しい日本の実態を説明されました。インクルージョン社会(共生社会)は、お互いの違いを認め、「皆が大切な存在」と実感できることこそ、皆が幸せな社会になれる社会だと確信していると、明るく凛とした声でユーモアを交えて熱っぽく話してくださいました。久々に感動を覚えました。細川さんのような女性だからかもしれませんが、信頼できる人が直向き(ひたむき)に実践されている姿に年末の寒さを吹き飛ばすほど心が熱くなりました。
★世界自閉症啓発デー(4/2)へ向けて そして、今日は自主映画「星の国から孫ふたり」を見ました。槇坪夛鶴子監督の挨拶があって、その実体験からのお話にも感動しました。1/166人は発症するという自閉症(Autizm)を抱える家庭の困難な子育て、これを社会がどう理解してサポートできるかを取り上げた作品です。やはり、子を産み育てる女性だから、これほどの愛情で関われるのではないかと、非常に理解しやすいストーリーにしたててあるところにも感心しました。1時間半の上映時間はあっという間でしたし、けやきホール(550席9の会場は満席でした。
障害を持つ人とも平等、対等にコミュニケーションできる社会、スペシャルエヂュケーションの対応がどうできるかなど、取り組みは自治体によって差が出てきやすいところではあります。幸い、我孫子市は発達障害の福祉対策に関しては、特別支援学級など近隣市の中では比較的進んでいると言われてはいるようです。多分に、先輩の女性あ議員の頑張りも大きかったと思うところです。映画はレスビットなど障害児の家庭支援、訪問療育にも触れていましたが、それらを考えると障害者福祉はまだまだの状況と言わざるをえません。まずは、社会全体の理解を広めることが大事だと監督は話しておられましたが、千葉県自閉症協会のイベントとして我孫子で行われた意義も大きいと思う。
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posted by Nina at 17:24| 千葉 ☀|
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