鳩山由紀夫首相は、最初から国際舞台のヒーローとなっている。ニューヨークの国連総会では、「2020年までに国内の温暖化ガス排出を1990年比25%削減する」との目標を表明し、各国首脳から大喝采も浴びた。つづく、コペンハーゲンでのIOC総会で2016年オリンピック招致合戦でも、英語で演説して各国代表委員をうならせる予定だ。そしてどこにでも、幸(みゆき)夫人と手に手をとってオバマ大統領夫妻をいい勝負の長身カップルで現れ平均的な日本人仕様にないためか、ときに宇宙人とも言われてきたそうだ。私のほうは「地球サイズの行動派」をキャッチコピーにしていたので、なんだか新政権に興味が湧く。
ところでそうした外評判はさておいて、国内株式市場での評価は今のところ芳しくない。衆院選直前の8/28〜9/28までの1カ月の日経平均株価は5.0%の下落して、温暖化ガス排出25%削減の勢いの良さと比べるとかなり見劣りする結果だ。このところ、デフレ傾向を助長しかねない急速な円高、そして補正予算の凍結方針ともからむ二番底懸念という環境が厳しく作用したと思われる。藤井裕久財務相の「円安誘導は誤った政策」とおっしゃるのは、G20金融サミットの(保護主義的な通貨安政策は採らないとの)各国合意からみて正しいと思うが、円高容認ともとれる発言は投機筋による円買いを促すことにもなる。かつてのように大幅な貿易黒字がある状況ではなく、円の短期金利もほぼゼロと極めて低い水準なのだから、民主党の幹部の発言はやはり慎重にして、長期政権として安定した運営を願いたい。
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