2009年09月16日
政権交代
戦後の政治史を塗り替える出来事となる16日の新総理の就任がまじかに迫った。
総選挙直後に開会した我孫子議会は、本会議、4常任委員会の審議を終えて、16日は補正予選の審議をすると17日には、議運に提出された継続審議の陳情を午前中に審査し、2時〜最終討論に入る。その後、20年度の決算を閉会中に審査するという運びになる。
今議会に、常任委員会の傍聴を呼び掛けたところ、数人の方が来て下さった。皆さん、意外と議会がどこにあるか、知らないし、本議会のみならず、委員会の傍聴が出来るのもご存じない。そして、一様に「行ってみて良かった、勉強になりました。また、機会があったら行ってみたい。」とおっしゃる。
市民にとって、議会を身近なものにしていくことは、議員にとって仕事の一つだとおもう。そう、議員定数は規定まで増やしてもいいのか、むしろ下手な議員定数削減論より、報酬規定においての削減もあることに気がつけば、税金の削減しながらより多くの市民の意見を徴収しながら、議員が何をしているのか知ってもらう接点が増えるのではないか。全体の為になるのではないか?市長も立候補の二か月前までは、議会を知らなかったが、情熱とやる気で市民の生活をよりよいもにしようとしている。
この我孫子でなら報酬の額で動くのではなくて、我孫子のために能力を発揮しようかという人は、かなりいるのだと考える。今は、4常任委員会しかないが、人数を増やして「地域戦略常任委員会」というのを創設するなども可能だろう。唯唯諾諾、20世紀のままに持続可能な地域運営などと言っていたら、それこそ先がない。無限に打つ手を考える柔軟性を持てるような思考でなればならない。新たな発想を実現に向けていくのでなくて、何のために政務調査費を使って議員として活動するのか。どんどん海外に行ってまで行って、調査研究するのも実のところ大変(自分の時間とお金がかかる)だが、多くの刺激を受けて、発想の転換が出来るからだ。
政権交代で、多少とも時代は変化していくだろう。 政治を変えるのは、国会に座する限られた政治家だけなのでなく、地域に住む一人一人が真剣に考えて参画していくこと、国民自身が意識を変えていくことだ。今まで、改革が遅々として進まないもう一つは、女性の議員がなかなか増えないことだった。過去最高の女性議員の今回の当選54名ですら、先進国で最低の水準11%だ。
選挙して、終わりのこれまでと同じでなくて、選挙して、そこからがスタート! です。
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