2025年01月24日
やなせさんの94年の人生のヒント
アンパンマンは、日本から生み出された心優しいヒーロー
戦後の食べるものがなかった貧しい時代を反映して、やなせたかし さんが考えた漫画だ
米国で誕生したスーパーマンが生み出された社会背景の違いは、
なんでもある社会という前提で弱い人、困った人を救い、空を飛び、鋼鉄をも軽々と押し曲げる
人間の形こそすれ神業を発揮できるスーパーヒーローだった
現在の米国で、トランプ大統領は ”アメリカをもう一度 偉大な国にする”と拳を上げ、宣誓した
戦争を抑止するなら 子ども達や弱者を救うことになる 法律を悪用せず世界を導くよう
心優しい部分もあることを祈るのみだ
かつて、映画『ホーム・アローン』にホテル支配人のチョイ役で出ていたのを見た
年端のいかない少年に声を掛ける演技は、実直な人物に見えていた
「弾よりも早く、大きなビルもひととび!」というキャッチコピーで、子供たちをワクワクさせて
男の子たちはマントを肩につけて空飛ぶ姿を真似るので、母親たちをハラハラさせていた
二階の窓から取り降りる子が怪我をしないようにと、注意をしなければならなかった
やなせたかしさんの人生を振り返えっても、道のりは山あり谷ありだけれど
願いが伝われば、周りの人が、きっと良くなる方法を知らせてくれるということなんだろう
「わすれないでゆめを こぼさないでなみだ
だから きみはとぶんだどこまでも!」