環境都市常任委員会の勉強会が1/24に予定されている、テーマは資源化施設の整備だ、つまりペット・プラなどの保管施設を改めて作ることの確認作業だ。狭いクリーンセンターの用地に再整備するため、一挙に整備が出来ないため、新クリセが建築後に旧焼却炉を解体して、整備しなくてはならないとの事情は当初より説明されてきた。
さて、市民会館で一斉成人式が行われなくなって、20年近い。
20年も経つと、集まれないのが当たり前になってしまって、文化的に後れをとっているのも我慢しなくてはならないのだとも感じなくて、それも貧乏市に暮らしているからと諦めてる。
当時より駅から遠い・・音響がよくない・・などと言われながらも、千人が集まれる市内行事をこなし、世界的演奏家のコンサート、イベントがされていた。それがボーリング場の改修して利用していたもので、耐震性に問題ありと解体された。それで良いわけがないと市民の代表である議員たち全員が、再建を願う市民の陳情に賛成ボタンを押した。
しかし、1万人もの陳情が採択されたにも拘わらず、市がお膳立てした検討委員会で素案をだしても、実現に向いていかない。
市の執行部にはそれだけの意欲が乏しい文化的没落ということになるまいか。
会館閉鎖時により、旧我孫子市民会館に代わる施設を再興したいとの陳情を提出した市民の連絡会では、いきさつを知らない市民の疑問に答えて、下記に示しています(部分抜粋)
Q:どれだけ多くの市民が新しい音楽ホールでの再演を望んでいるか。
A:音楽・文化関係者、学校関係者など多くの市民から新しいホールを望んでいると聞く。我孫子には地元で音楽・文化活動を楽しみたい市民は多いと陳情の数からも感じている。陳情を出したものの、旧市民会館が閉鎖されたまま17年が経過。この間、他市に誇れるほどの文化的土壌も失われてきていると感じており、待ったなしの状況だと思う。ホールへの財政負担への懸念はあるが、議会も必要性は認識している(「市民会館早期再建に関する要請について」の陳情は市議会全会一致で承認されている)。
Q:演奏会を聴きたい人たちは、都内の良いホールへ出向くのではないか。
A:音響の優れたサントリーホールは我孫子市からは往復3時間かかり、良い演奏に触れたくとも出向くのを断念している者も多い。アクセス良い魅力的ホールがあれば、市内のみならず市外からも多くの来場者が見込め、高齢者も行きやすいと考えている。
Q:アビスタホール(150人。ミニホールは72人)、湖北公民館ホール( 250名)などの施設があり、大きなホールは不要なのではないか。
A:大きなコミュニティが意識できるような施設がないと、市の文化レベル向上に結び付かず、文化都市我孫子にホールがない事自体「異常」ととらえるべきである。文化の発信拠点にもならない。
Q:高稼働率が見込めなければ結局維持費がかさみ、お荷物になってしまうのではないか。
A:ホールは文化都市の象徴であり、相応の支出をともなうことは必然で、その支出に相応しい施設にすることが重要だと考えている。
Q:旧市民会館も1,000人の聴衆を集められる企画は年に数回しかなかった。利用者が見込めるのか。
A:隣接市のホールは老朽化しているものが多く、人々が行きやすい魅力的なホールがほとんどない。子ども、高齢者、障害者、妊婦などにも使い勝手の良いホールが出来て、魅力的な公演が開催されれば、多くの利用者が期待できる。
Q:市の財政で約40億円と見込まれる再建費に民間の資金を活用するか。
A:民間の活力を生かせる方策も検討対象となっている。新ホールの建設は文化施設整備基金への積立(現在約7億)。
下記は、代表の網野さんにエールを送る、ナイツ塙さんとのやり取り
因みに、松戸シティフィル(元松戸市民交響楽団)は1969に設立。音響に優れた「松戸市・森のホール」を我孫子の学校で借りるとなると20万円以上となるため、保護者に負担を求めている。
近隣には、柏文化会館、取手文化会館があるが老朽化に対して改修工事を行う。