スイスのダボス会議を主催することで知られる世界経済フォーラムは本調査を、2007年の調査開始以来約2年に1回のペースで行っています。この調査の2022年版では欧米各国を抑え日本が初めて1位を獲得しました。日本固有の観光資源の豊富さや、交通・宿泊の観光インフラの利便性などが特に高く評価されたことで、順位を伸ばす結果となりました。
観光に関する各国の政策や、観光資源の豊富さなどを評価するものであり、UNWTO(国連世界観光機関)やIATA(国際航空運送協会)などをはじめとする国際機関の統計データをもとに、各国・地域の観光競争力を数値化しています。
この分析にあたっては、複数の評価軸が設定されています。今回の調査の評価軸は、「環境整備(治安・医療など)」「旅行・観光政策」「観光インフラ」「観光資源」「持続可能性」の5つとなっています。
この調査は各国の観光資源の豊富さや観光インフラの整備のレベル、そしてそれらの持続可能性を、複数の国際機関の調査から数値化し、ランキングにしたものです。
1位から10位までのランキングは以下のようになっています。
1. 日本
2. アメリカ
3. スペイン
4. フランス
5. ドイツ
6. スイス
7. オーストラリア
8. イギリス
9. シンガポール
10. イタリア
出典 訪日ラボ編集部 2022年05月26日