『斎藤一人 本質 今だから語りたい、いちばん大事なこと』KADOKAWA
「感謝」について、舩井幸雄氏は『運やツキを味方につける人間の「思い」のなかで、とくに重要なポイントとなるのは、「感謝の心」があるかないかという点でしょう。私がいろいろな人にすすめていることの一つに、「一日に二十回以上、ありがとうございますといいましょう」というものがあります。というのは、感謝の足りない人にツキがめぐってくることはまずありえないからです。』(法則/サンマーク出版)より
感謝の心がない人が「人に親切である」、なんてことは絶対にない。親切な人は、誠実な人であり、謙虚な人だ。
強い人にはペコペコと頭を下げるが、自分より立場の弱い人に対して居丈高になる人は、「親切」とは真逆の人だ。
つまり、感謝の心のない人。卑怯な人、人として最低の人だ。そんな人からは、人は離れていくし、ツキも運もめぐってこない。
もちろん、頼まれごともやってこない。
その反対に、もしも、あなたが大きな頼みごとをすれば、相手だって困る。
自分や相手が困ることを要求するのは、当たり前だけど愛がない。
いい波動なんて出るはずがありません。
いくら相手が優しいからって、大きなお願いはしないこと。
それから、あなたが頼みごとをされたときも、荷が重い場合は聞き入れなくていい。
断るのが気まずいとしても、そこで折れてはダメです。断ったことで相手がふて腐れたり、怒ったりするようなら、それは感謝のない厚かましい輩だから、近よっていかないほうがいい。
そもそも、愛のある人はあなたが負担に感じるような頼みごとはしてこないものだし、たとえそういうことがあったとしても、あなたが断ったぐらいでへそを曲げたりしないものです。
理想的な人間関係とは、小さな頼みごとを、お互いが気楽にお願いし合える間柄であること。
このことを忘れちゃいけない。
自分のまわりは…
感謝の心のある人たちに囲まれる人生でありたい。
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選挙が間近なこの頃、改めてそう思う。