バスケットボール男子日本代表は、トム・ホーバス監督(56)の下、9月2日、カーボベルデ共和国の代表チームを80対71で破って、沖縄で開催されたW杯で3勝2敗というアジアで1位の成績を残した。これにより、アジアで最高位のチームに与えられる来年のパリ五輪の出場権を獲得した。
2年前、女子に東京五輪銀メダルをもたらした。米国出身の名将。今回は男子を開催国枠以外で48年ぶりとなる五輪出場へ導いた。
ホーバス監督の言葉には力がある。大会中は選手に「ビリーブ(信じろ)」と言い続けた。「世界一」と誇る練習量、自分の力、チームメート、そして選手は苦しい状況でも下を向かなかった。試合前のミーティングで必ずこう言う。「最初から最後まで」。その言葉通り、ぶれない信念を貫いて日本バスケット界の歴史を塗り替えた。
チームの中に日本が好きで、帰化した、ジョッシュ・ホーキンソン、たかちゃん
そして、テーブス 海の父は、カナダ人で現・富士通レッドウェーブヘッドコーチのBT・テーブス、母は日本人でした。