いま、尹政権は国民に対して何もリップサービスはしていない。文在寅前政権の様にできもしない雇用促進策を声高に叫ぶこともなく、韓国の正常な国益は何かを国民に説き、それをたんたんと有言実行している。
先日も尹大統領が韓国自由総連盟の行事に参加した際に、「大韓民国を狙って北朝鮮が核とミサイル技術の高度化を進めている。反国家勢力は各国を回って北朝鮮に対する制裁の解除を求めている」と発言したことが話題になったばかりだ。
ここで「反国家勢力」とは文在寅氏を中心とする前政権幹部たちを指していることは明らかで、さっそくこの“反国家勢力指定”に対して『共に民主党』は敏感に反応して、「極右」と批判したのだ。しかし、そんな「極右」との批判に対して大統領室は「薄っぺらい宣伝扇動のテクニックでは、ファクトに基づく真実の力には勝てない」と一蹴して見せた。
世間では、「正論」を押し通せば疎まれることも多いが、いまの韓国にこそ正論、真実が一番必要な時はないと思える。
出典 現代ビジネス(7/17)つづき