中国を訪問中の玉城知事に代わって会見を開いた池田副知事は、新型コロナの第九波の感染拡大に伴い、医療機関がひっ迫している状況に強い危機感を示しました。
再感染しやすいオミクロン株由来の変異株『XBB系統』の県内流行などにより感染者が急速に拡大しているほか、乳幼児が重篤な症状を引き起こす危険性が高いRSウイルス感染との重複感染なども報告されています。
こうした中、県内の一部の医療機関では一般診療や救急診療を制限しているほか、救急搬送患者の受け入れが困難なケースが発生するなど、医療提供体制は再び危機的な状況に陥りつつあります。また入院者数も増えていることから、県はコロナ専用病床の確保の指標となる『医療フェーズ』を本島地区、八重山地区に続き、宮古地区も最も高いレベルに引きあげています。
出典 琉球放送(7/5)