バイデン米政権は1日、海外から飛行機で入国する人に義務付けている新型コロナウイルスのワクチン接種証明書の提示を不要にすると発表した。11日に国家非常事態宣言を解除するのに合わせて実施する。
ホワイトハウスは2021年1月以降、新型コロナによる死者は95%、入院患者数は91%近くそれぞれ減少したと説明した。世界的に死者数が大きく減少したのも理由として挙げた。
国家非常事態宣言は20年3月にトランプ前大統領が発出してから3年2カ月で終了する。現状でも米国内でマスクをつける人を見かける機会はほとんどなく、事実上、新型コロナの感染対策はなくなっている。
出典 日経(5/2)
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