松坂氏は試合で登板する先発投手を気遣い、あえてマウンドを踏まずにやや手前の位置から投球を行った。
始球式を終えると、もう一方の古巣・ソフトバンクのベンチにも笑顔で会釈。スタンドを埋め尽くしたファンは「平成の怪物」と歓喜させた松坂氏の謙虚な姿勢と配慮に、大きな拍手と歓声を送った。
始球式を終えた松坂氏は「名前をコールされてマウンドに向かう時に、まっさらできれいなマウンドが見えて、やっぱりいいなと思いましたし、初登板(1999年4月7日、日本ハム戦)のことも思い出しました」と、東京ドームでの思い出を口にした。

始球式の松坂大輔氏、相変わらずのフォームが美しい
さらに「チケットも完売したと聞き、たくさんのファンの皆さまの前で投げられて気持ち良かったです。選手たちは、ファンの皆さまの期待に応えようと精いっぱいプレーしていますので、ぜひ今シーズンも楽しみにしてほしいなと思います」と話した。
出典 東スポ