新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織は22日、会合を開き、感染状況について「地域差や不確実性はあるものの増加速度の鈍化がみられ、ピークを迎える可能性もある」と評価した。ただ、「感染者数が直ちに減少に向かうことはない」とし、再増加などに注意が必要との見方を示した。
そんな中、千葉県市川市は、新型コロナのワクチン接種で副反応が出て、国の救済制度に申請した人に対して、治療の負担軽減などの理由から、市独自で見舞金を給付することを決めた。新型コロナのワクチン接種を受け、副反応によって医療機関で治療が必要になったり、障害が残ったりした場合は、法律に基づき、医療費などを受け取ることができる。
申請には、市による、診断書やカルテなどの書類の調査が必要で、国の救済制度に認定されなかった場合でも、3万5000円の見舞金を受け取ることができ、給付は、来年1月から行われる予定。
出典 TBSニュース(11/22)