林外相は、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の発足以降、初めて日本を訪問している朴振(パク・チン)外相と会談し、いわゆる徴用工問題をめぐり、早期の解決を図る考えで一致した。
会談で林外相は、「国交正常化以来築いてきた両国の友好協力関係の基盤に基づき、日韓関係を発展させていく必要がある」として、元徴用工の問題をはじめとする「日韓の間の懸案の解決が必要だ」と述べた。
これに対し朴外相は、韓国最高裁の判決により差し押さえられた日本企業の韓国国内の資産を売却する「現金化」をめぐり、「現金化が行われる前に望ましい解決策が出るよう努力する」と表明した。
そして両大臣は、問題の早期解決を図る考えで一致した。
また、核・ミサイル開発を進める北朝鮮について、両大臣は連携して対応していくことを確認した。
一方、朴外相は滞在中、岸田首相への表敬訪問も要望していて、19日を軸に両国の間の調整が続いている。
出典:FNNプライムオンライン (7/19)
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