マッタ・ルイーセ王女は、ノルウェー国王ハーラル5世とソニア王妃の長女で、王位継承順位は、弟のホーコン王太子とその子ども2人に次ぐ第4位。王女の婚約相手は、米カリフォルニア州在住のシャーマン・デュレクとして知られるデュレク・ベレット。ロサンゼルスを拠点に「スピリチャルガイド&ヒーラー」として活動し、グウィネス・パルトロウやニーナ・ドブレフ、ジェームズ・ヴァン・ダー・ビークらセレブの支持者を持つ人物。オスカー女優から実業家に転身してライフスタイルブランド「グープ」を立ち上げたパルトローさんらを指導し、有名人御用達のシャーマンとして知られるようになった。
王女は「代替療法」の熱心な支持者であるほか、自分には天使と会話する能力があると主張し、かつては天使と交信するための学校を設立したこともあるなど、北欧では風変わりな人物とのイメージが持たれている。
2人は2019年に交際を発表し、当時もノルウェーをはじめ世界を騒然とさせた。王女とベレット氏との交際はノルウェーメディアから批判的に取り上げられることも多く、「王女とシャーマン」という講演ツアーを王女が宣伝した際には、王族としての立場をビジネスと結び付けているとして非難された。2021年には、コロナ禍のためノルウェーとアメリカを行き来することが難しく、アメリカ移住も視野に入れていると、王女が発言していたという。
マッタ・ルイーセ王女には、2002年に結婚したノルウェー人作家の元夫アリ・ベン氏との間に3人の娘がいる。2016年に離婚し、ベン氏は19年12月に自死。王女は同年、ベレット氏との交際を公表していた。
ハーラル5世とソニア王妃、そしてホーコン王太子とメッテ=マリット王太子妃は、2人の婚約を祝福すると声明した。
参照:AFP=時事(6/8)、「マッタ・ルイーセ王女」インスタグラム(iam_marthalouise)
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