北京市当局は、オミクロン株が拡大する中国・北京では、9日から人の移動がさらに厳しく制限され、出勤時間でもオフィス街が閑散とするなど対策が一段と強化されています。多くの外国企業がオフィスを構える市内最大の朝陽区でエッセンシャルワーカーを除いた働く人、全員に対して在宅勤務に切り替えるよう指示しました。従わない場合は「厳格な措置」を取るとしています。
この影響でバスや地下鉄など公共交通機関の利用者も極端に減っています。また、冬季オリンピックの開会式が行われた通称「鳥の巣」周辺の公園なども9日から軒並み閉園となりました。
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