ビタミンDは骨の健康維持や免疫力の向上、血圧降下、血糖値改善などの効果が期待されている栄養素だ。ビタミンDが不足すると、カルシュウムの吸収できなくなることにより、皮膚の乾燥や爪がもろくなるほか、低カルシウム血症といって、症状としては背中や足に強い痛みを伴うけいれんが起こりやすくなる。人間の体は、水分と脂質以外では大部分がタンパク質で作られ、筋肉、臓器、皮膚、毛髪、血液、骨もすべてタンパク質から生成される。タンパク質はアミノ酸が結合してできたものですが、その組み合わせや量などによって働きが異なり、酵素やホルモン、免疫物質までさまざまな働きをしている。
しらす・ちりめんじゃこ、きくらげにはビタミンDは多く含まれている。ビタミンDにはカルシウムの吸収を助ける効果があるので、カルシウムを効率よく摂取できる食品と言える。さらに多くのカルシウムを摂取したい場合は、お酢などと一緒に食べると、クエン酸がカルシウムと結合し、カルシウムの吸収効率が高まる。小皿1杯(50g)ほどで、一日に必要なカルシウム65gの摂取がほぼ摂れる。6.6g/100gと5gを超える塩分が多いため、人によっては注意が必要。
ちりめんじゃこのタンパク質が、100g当たりの質含有量は肉類もほぼ同量です。
たんぱく質が多いほか、骨もまとめて食べられるため、カルシウムを中心にミネラルも多い。
また、ちりめんじゃこは天日干しして作られるため、水分が抜け栄養が凝縮されている。さらには、干すことにより、ビタミンDが生のしらすと比べ10倍近くになっているのだ。