2021年10月18日
地道に体を動かそう
新型コロナウイルス感染「第5波」で確認された大阪府内の重症者を調べたところ、肥満度の目安となる「体格指数(BMI)」が30以上だった割合が40代以下で2割を超え、20代以下は5割に上ることが明らかにされていた。身長と体重から算出するBMIは25以上が肥満とされる。大阪府・吉村洋文知事は「現場の比率を見ても、若くてBMIが高い人が重症化しやすい傾向にあると判断した。」とも言って、肥満の若年層は基礎疾患がなくても重症化リスクが高い可能性があるという調査結果を吉村氏が記者会見で発表した。30以上はワクチンの優先接種対象に含まれるのだ!
大坂府によると、6月21日〜9月6日に確認された府内の重症者683人のうち、BMI30以上の患者は80人(11・7%)だった。重症者に占めるBMI30以上の患者の割合を年代別にみると、20代以下が50% ▽30代が23・2% ▽40代が19% ▽50代が9・6% ▽60代が4・0% で、40代以下は22・7%に上る。
府は9月10日から、18歳以上でBMI30以上の府民を対象に予約を受け付ける予定で、接種は12日からマイドームおおさか(大阪市中央区)の大規模接種会場で始めた。