PCR検査で陽性が判明した場合は、医師の電話による問診を経て、県のコロナ対策本部が入院・療養先の調整をする。
症状が重く高齢や持病、肥満などの重症化リスクを抱える場合は、かかりつけ医に相談するか、県内でコロナ診療をしている医療機関を受診。その後の検査で陽性が分かれば、県が入院・療養先を調整する。
県によると、抗原検査キットは薬局やインターネットなどで3千円程度で購入できる。さらにPCR検査を受ける場合は、県の補助を受けても2千〜5千円程度かかる。自己負担はある程度必要になるが、県の糸数公医療技監は「医療機関の混雑解消のため協力してほしい」と求めた。
また、国立感染症研究所は今年5月、ファイザー製のワクチンを打った医療従事者の経過を追った結果、「新たな感染の報告率は、1回目の接種から12日前後を境に下がる傾向がみられた」と発表した。海外の複数の研究でも、ワクチンの効果が表れるのは1回目接種から12日目以降だとされている。
クリックで拡大
出典:沖縄タイムス(8/30)つづき