無観客試合の中でアスリートは全力を尽くして世界中の人々に感動と勇気を与えてくれること間違いありません。世界中が同一に会場観戦できないという前代未聞の同時コロナ対応です。菅政権でのコロナ対策、ワクチンの供給ですが、来年度にはなんとか追加で入手すると発表がありました。ドタバタの組織委員会の混乱、式典委員の相次ぐ事態でしたが、ここまで来たら、オリンピックはテレビで見て応援です。
とにかく連日暑い、それはもうカレーにつきます。
ジップロックのケースに入れて電子レンジで加熱するだけで、プロ級ビリヤニ!
イナダシュンスケさんに教わる超簡単レシピを紹介します。
https://www.excite.co.jp/news/article/Macaroni_102487/
・バスティマライス……150g(カップ1 通販で入手可能)
・トマト缶(カットトマトまたはあらごしタイプ)……60g
・水……220cc
・塩……小さじ2/3杯・バター……30g
・ローリエ 一枚
鶏肉、生姜とニンニクのみじん切り、玉ねぎの薄切り、シシトウかピーマンの小口切りに香料を混ぜ込みます。香料はカレー粉でOK
レシピは本当に簡単で、バスティマライスを20分以上水につけ、トマトとバターを上に置き、具をのせます。ジップロックのふたを閉め、600wで10分加熱したら、ジップロックをひっくり返して上下逆にして150wで10分加熱(解凍メニューなら8分)しました。8分間でもいいと思いますが、芯が残るのが怖かったので10分にしました。レンジから取り出し、容器をひっくり返して元に戻して5分蒸らします。
で出来上がりです。本格的です
トッピングにミントやコリアンダーなどの葉、紫たまねぎのスライス、レーズン、カシューナッツなどをしてみましょう。異なる食感や味わい、香りがプラスされて、おいしさがぐっとアップします。
「ライタ」とは、インドでよく食べられているヨーグルトサラダのこと。一度味わうと、これなしではビリヤニを食べたくなくなるほどです。
以下の材料を混ぜるだけで簡単にでき、ビリヤニとの相性も抜群!
材料
きゅうり(角切り) 1本、
トマト(角切り)1/2個、
プレーンヨーグルト 120g、
クミンパウダー ひとつまみ、
ブラックペッパーパウダー ひとつまみ、
塩 小さじ1/2杯弱(2g)
さて、欧米はワクチンの提供すると発表しているだけで、現状においてワクチンそのものをまだ提供はしていないということが分かってきました。欧米はワクチン生産国で備蓄が十分ありながらも、今の段階での供与は発表だけで、また実際には供与されていないとのことです。
ろころが、日本は台湾、ベトナムなどに実際に届け、むろん贈与していたのは事実です。日本のこうした実直さが、オリンピックの運営のなかでも評価されていくでしょう。
英国は、7月19日には基本的な規制はすべて撤廃しました。ジョンソン首相の決心の背景はワクチン接種で先行し、感染者数は多いものの重症化して死亡する人数が極めて少数に抑え込まれていると考えての判断です。インフルエンザと同じに、罹っても回復する症状になっているとの考えになってきたのでしょう。英国は、ロックダウンを繰り返すことはせず、個人の自覚と責任で感染を管理することになりました。むろん国内ではコロナ感染は収まっておらず、時期尚早という意見も多数ありますが、ワクチン先進国では我先に経済の急回復を狙っているようです。
中国が世界の先頭を切って経済成長を取り戻しましたから、マスクを外したアメリカでは爆発的に消費が伸びて、景気の過熱が真面目に議論されています。日本は、ここでは中進国です。なにしろ盛り上がったワクチン接種も供給不安定で勢いが止まりました。ですから、11月の末ないし、 遅くとも12月に国民の大半が2回目のワクチン接種を終えれば、日本経済はロケットのような急回復もありうると思います。もっとも、観光や飲食を中心とした業界では当分厳しい状態が続きますが、現状をよく理解しないまま景気が悪いなどと言っていては、出る芽をつぶすだけ損なのです。
常に自然災害に見舞われる特殊性のある日本は、信頼と実績を積み重ね世間から評価を大事にする風習が身についている長寿事業が世界の比ではありません。つまり、そうした社会背景の中で、培ってきた産業技術の蓄積のある日本経済は、世界からも一目置かれ、分野によってはかなり好況を呈しています。コロナ後は見えています。希望をもって進みましょう。
ワクチン生産国は身を切って途上国のワクチン接種を支援しなければ、結局は自身の経済成長もありませんが、今それができていません。先進国の間で一年半にわたって抑えられてきた個人消費をとりあえずビジネスとして取り戻すのが世界経済のコロナ後の世界でしょう。
2021年07月24日
日本で国産ワクチン開発すすむ
現在、WHO(世界保健機関)が、コロナワクチンの有効性と安全性の基準を満たしているとするのが、ファイザー社やモデルナ社、アストラゼネカ社を含む6種類のワクチンだ。厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの一員である和田耕治さん(国際医療福祉大学医学部公衆衛生学教授)は、効果が持続する期間がどれくらいになるかは世界的に検証しているところだと、言う。その上で、「mRNAのワクチンに関しては、免疫効果は1年ぐらいはあることがわかっています」と述べる。
国産ワクチンができれば、海外からの輸入に頼っているワクチンの供給問題が解決でき、ワクチン不足を防げます。塩野義製薬のワクチンに限らず、いろいろなタイプのワクチンを国産でまかなえることが、喫緊の課題だ。
免疫に詳しい大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授の宮坂昌之さんも、「ワクチン接種を先行したアメリカやイスラエルの状況や報告を見ると、中和抗体の量は8カ月以上、維持できている。免疫細胞の一つ、T細胞の活性も高いままです。再感染を防ぐだけの免疫は、1年は続くでしょう」とみる。
「組み換えタンパクワクチン」というタイプは、mRNAやウイルスベクターとは異なる。塩野義製薬が中心となって開発している国産ワクチンもこのタイプだ。塩野義製薬のワクチンは20年12月から安全性と有効性を見る第1相試験、第2相試験が始まっている。
「組み換えタンパクワクチンは、感染に関係するウイルスのタンパク質を卵や培養細胞などで増やし、それを製剤化して投与するというもの。インフルエンザワクチンなどと同じ手法で作られるワクチンです。昔から行われている手法で作られるため、mRNAのような“新しいタイプのワクチンは不安”という人の接種を増やせるかもしれません」(宮坂さん) 一方で、一般的にこのタイプのワクチンはインフルエンザワクチンの効果でもわかるように、一定程度の有効性しか出ないとされて、そこが危惧されるところだった。しかし、米国ノババックス社の治験結果では、高い効果が示された。
出典;週刊朝日7月23日号
実際のところ、感染を一定期間、予防する効果があることを示唆するデータが海外から得られている。それが6月30日に「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン(NEJM)」というアメリカの医学雑誌に投稿された論文だ。
これは、3975人の医療従事者などを2020年12月14日から21年4月10日まで追跡調査し、ファイザー社かモデルナ社のワクチンを打った群(3179人)と、打っていない群(796人)で、新型コロナへの感染状況をみたもの。
追跡期間中にPCR検査で新型コロナウイルスが検出されたのが、204人。うち、2回接種終了群は5人、1回接種終了群は11人、未接種群は156人だった。感染予防効果は2回接種群で91%、感染したとしても罹患期間はワクチン接種群のほうが短く、排出するウイルスのRNA量も低いことがわかった。
「何より、ワクチンの接種率が一定レベルまでいけば感染は抑えられ、変異も起こりにくくなる。そうしたらいずれブースター接種の必要性もなくなるはずです。変異が大きいインフルエンザのように毎年ワクチンを打つ必要はないでしょう」(宮坂さん)
では、ワクチン接種後に感染する「ブレークスルー感染」に関してはどうか。アメリカの報告ではワクチン接種者の0.01%で起こっている。
「ワクチンの効果は想像以上に高いものの、それでもやはりブレークスルー感染は起こります。それを見越しても、できるだけ社会の正常化を目指していくことのほうが重要です」(和田さん)
問題は変異株の存在だ。現在、ファイザー社mRNAワクチンのアルファ株(英国株)への有効性は93.4%、デルタ株(インド株)でも87.9%と高い効果が示されている。アストラゼネカのウイルスベクターワクチンでも、同66.1%、59.8%で、「ファイザー社よりも低い数字ですが、決して悪くない」(宮坂さん)という(数字はイングランド公衆衛生庁データ)。
つづき
国産ワクチンができれば、海外からの輸入に頼っているワクチンの供給問題が解決でき、ワクチン不足を防げます。塩野義製薬のワクチンに限らず、いろいろなタイプのワクチンを国産でまかなえることが、喫緊の課題だ。
免疫に詳しい大阪大学免疫学フロンティア研究センター招へい教授の宮坂昌之さんも、「ワクチン接種を先行したアメリカやイスラエルの状況や報告を見ると、中和抗体の量は8カ月以上、維持できている。免疫細胞の一つ、T細胞の活性も高いままです。再感染を防ぐだけの免疫は、1年は続くでしょう」とみる。
「組み換えタンパクワクチン」というタイプは、mRNAやウイルスベクターとは異なる。塩野義製薬が中心となって開発している国産ワクチンもこのタイプだ。塩野義製薬のワクチンは20年12月から安全性と有効性を見る第1相試験、第2相試験が始まっている。
「組み換えタンパクワクチンは、感染に関係するウイルスのタンパク質を卵や培養細胞などで増やし、それを製剤化して投与するというもの。インフルエンザワクチンなどと同じ手法で作られるワクチンです。昔から行われている手法で作られるため、mRNAのような“新しいタイプのワクチンは不安”という人の接種を増やせるかもしれません」(宮坂さん) 一方で、一般的にこのタイプのワクチンはインフルエンザワクチンの効果でもわかるように、一定程度の有効性しか出ないとされて、そこが危惧されるところだった。しかし、米国ノババックス社の治験結果では、高い効果が示された。
出典;週刊朝日7月23日号
実際のところ、感染を一定期間、予防する効果があることを示唆するデータが海外から得られている。それが6月30日に「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスン(NEJM)」というアメリカの医学雑誌に投稿された論文だ。
これは、3975人の医療従事者などを2020年12月14日から21年4月10日まで追跡調査し、ファイザー社かモデルナ社のワクチンを打った群(3179人)と、打っていない群(796人)で、新型コロナへの感染状況をみたもの。
追跡期間中にPCR検査で新型コロナウイルスが検出されたのが、204人。うち、2回接種終了群は5人、1回接種終了群は11人、未接種群は156人だった。感染予防効果は2回接種群で91%、感染したとしても罹患期間はワクチン接種群のほうが短く、排出するウイルスのRNA量も低いことがわかった。
「何より、ワクチンの接種率が一定レベルまでいけば感染は抑えられ、変異も起こりにくくなる。そうしたらいずれブースター接種の必要性もなくなるはずです。変異が大きいインフルエンザのように毎年ワクチンを打つ必要はないでしょう」(宮坂さん)
では、ワクチン接種後に感染する「ブレークスルー感染」に関してはどうか。アメリカの報告ではワクチン接種者の0.01%で起こっている。
「ワクチンの効果は想像以上に高いものの、それでもやはりブレークスルー感染は起こります。それを見越しても、できるだけ社会の正常化を目指していくことのほうが重要です」(和田さん)
問題は変異株の存在だ。現在、ファイザー社mRNAワクチンのアルファ株(英国株)への有効性は93.4%、デルタ株(インド株)でも87.9%と高い効果が示されている。アストラゼネカのウイルスベクターワクチンでも、同66.1%、59.8%で、「ファイザー社よりも低い数字ですが、決して悪くない」(宮坂さん)という(数字はイングランド公衆衛生庁データ)。
つづき