
知事選挙は8人の候補者が出たおかげなのか、前回の知事選よりは投票率が少し上昇しました。それでも6割以上の人は投票場に足を運ぶことはありませんでした。今もまだ、ポスター掲示板が立てられたままになっています。
ところで、候補者となった人は、選挙6か月前から、ポスターと類似の掲示物は選挙運動性がなくても、個人の氏名等が類推されるようなものは掲示が禁止されています。 (公職選挙法143条16)
その上、投票日に、候補者の選挙事務所が投票所の近くにあった場合、事務所のドア、ひさし、看板などからも候補者名の分かるものは、取り外すことが規則になっています。
ところが、今回の知事選では、つくし野投票所、交番前には、7枚もの大ポスターが選挙期間中にずっと貼り出されて、行き交かう市民が疑問視していたが、未だに取り外すこともないままで??
知事候補として圧勝されるだろう予想はあった熊谷氏なので、要するに応援を装って今後の地元活動にしているとの声も出ていました。候補者だったご本人は、確認団体がやってきた選挙運動の詳細など知る由もないと思われます。つまり、大ポスター告知にある6月29日午後8時に我孫子駅に来て、二連ポスターのもう一方の弁士となる女性県議と駅前演説会などしているつもりも、時間もないことでしょう。
知事が、当選後に我孫子駅に来るなどは初の県議会に臨んでいてありえない??
要するにWポスターは県議のPR活動に他ならない、演説会の実態が伴わない日程で予定されたというのであっては、やはり選挙の事前運動という事になり、弁士の政治活動になるように仕組まれての事前運動となりそうで、選挙規則にも違反していたのでは???
などなど、選挙はざる法だと言われる規制のなかで、いかに選挙違反を犯さないか、出すぎず、違反ギリギリの知恵比べが行われ、一般には触れずもがなです・・・。
クリックして拡大:駅前演説会の日時(6月29日8時〜)の記載がある。 ↓
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