新型コロナウイルスは、5ALA(ファイブアラ)により、100%抑制できることを長崎大学医学部が発表し、すでに2月4日から、臨床実験を始めています。アミノ酸は副作用の心配がありません。5ALA(ファイブアラ=アミノブリン酸)とは、36億年前の地球生命誕生時から存在するアミノ酸です。一定濃度以上で、100%完全にウイルスを阻害することが確かめられ、国際論文にも発表されています。
TBSテレビ・Nスタ 2021年2月9日放送
長崎大学はサプリメントとして市販されている「ある物質」が、新型コロナウイルスの増殖を100%阻害するとの研究結果を発表しました。 8日夜、国際誌に掲載された論文です。タイトルは「5−アミノレブリン酸が新型コロナウイルス感染を阻害」。 「5−アミノレブリン酸」とは、通称「5−ALA」と呼ばれている天然のアミノ酸です。長崎大学の北潔教授のチームが試験管内で一定量以上の「5−ALA」を投与すると、ウイルスの増殖が抑制されることを確認しました。 「おそらく効くだろうとは思ってましたけど、ある一定の濃度以上だと本当に100%、増殖を阻害する」(長崎大学 熱帯医学・グローバルヘルス研究科 北潔教授) 「5−ALA」は、赤ワインや納豆などの発酵食品に多く含まれているほか、サプリメントとしても市販されるなど、安全性が確認されています。研究では、「5−ALA」が新型コロナウイルスの増殖を抑制することが確認され、感染者の治療に有効である可能性が示されました。 「これを見つけたからには、(広めることが)我々の義務」(長崎大学 熱帯医学・グローバルヘルス研究科 北潔教授) 今月4日からは人への臨床試験も始まっており、新型コロナ患者への治療や予防にも活用されることが期待されています。
北 潔(きた きよし、1951年 - )は、日本の生化学者、寄生虫学者。長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科教授・研究科長。
1974年 - 東京大学薬学部 卒業
1980年 - 東京大学大学院薬学系研究科 博士課程修了、薬学博士。東京大学理学部 助手
1983年 - 順天堂大学医学部 助手(のちに講師)
1984年 - 国際協力事業団長期派遣専門家としてパラグアイに滞在(1年間)[1]
1991年 - 東京大学医科学研究所 助教授
1998年3月 - 東京大学大学院医学系研究科 教授
2015年4月 - 長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科 教授、研究科長 (東京大学名誉教授)