料理好きの知人のEメニューが送られてきました、私にとってちょっと楽しい時間なので、皆様にもお裾分けのご紹介です。
10月のある日、何故か気分が高揚してコースメニューを作り始めました。
まずプレリュードとして、卵牛乳そしてダシで作るフラン、すなわちフレンチ風茶碗蒸しです。これにイクラの醤油漬けをトッピングしたものを用意しました。これは恵比寿の立ち飲みのワインバーで出されたメニューの1つですが、美味しかったので再現しました。茶碗蒸しも難しいですが、フレンチ風フランはかなり難しい料理です。
協奏曲風に行くと、次は第1楽章です。生ダラのトムヤムクン風スープをつくりました。トムヤムクンは時々作りますが、この日は生ダラの切り身作りました。トムヤムクンスープはタイの香辛料を使った辛くて酸っぱいスープです。
次の第2楽章は、美味しいと素直に味わえるものを考えました。まず「ヤンソンの誘惑」です。スウエーデンの名物料理で、炒めた玉ねぎと千切りじゃがいも、アンチョビを混ぜて生クリームをたっぷり入れたオーブン料理です。この組み合わせは絶妙です。
加えて魚屋に甘エビがありましたので、この唐揚げを作りました。もともと生食用ですから、さっと揚げて唐揚げを作りました。甘みが残りまして絶妙です。
次はメインの第3楽章です。肉料理ですが、冷蔵庫で塩漬けにしておいた豚の約500g肩ロース塊を6個に切り分けて、日本酒をふりかけて少し置き、片栗粉をまぶして油で揚げます。これを黒酢のあんで絡めた北京風酢豚です。肉以外の材料は入れません。北京料理研究家のウー・ウェインさんのレシピです。
そして、〆は栗と生シイタケの炊き込むご飯、ちょっとの手間のわりに完ぺきに美味しくて、片付け簡単です。