Forbes JAPAN の記事(8月10日)に、次のようなカナダでの変化が紹介されていた。つまり、新型コロナウイルスによって郊外の都市が見直されるようになって、新たなチャンスかもしれないというものだ。
これから1年後の労働市場について確信を持って語ることはもちろん難しいが、雇用面での大都市の魅力がしばらく下がり続ける可能性は大いにある。都市外でできる職種の多くは、ソーシャルディスタンシングができてきているため、通常通りの仕事を続けている。しかも、季節労働者に頼る業界の多くは人材がなかなか見つけられずにいる。新型ウイルスによって各国が渡航制限を課した結果、海外からの労働者が不足したことの影響がある。例えば、カナダでは、こうした新たな分野を若者が多く請け負っているようになってきている。
例えば、大学での遠隔授業はこれからもしばらく続くため、学生はコストが低い場所で勉学を続けつつ、パートタイムで働くことができるようにもなるかもしれない。学生らは国から支給される月1250カナダドル(約10万円)の給付金を得ているから、就労したいかどうかを考えているところだろう。
これまで長い間、都市は富を得られる場所だった。しかし、今後は、少なくとも短期的にはその魅力がいくらか下がり、都市の外に新たなチャンスが創出されるようになるかもしれない。
そうであれば、我孫子のような郊外の街にも移住してくる人が増えるのではないだろうか、その為には魅力ある街のアピールやWelcomの意思表示が必要ではないか、街に問いたい。