2020年07月01日

トキワ荘の復元保全

 漫画家の水野英子氏が1日、NHK総合ニュースで、トキワ荘の案内役として、お元気そうな姿で映っていた。「星のたてごと」、帝政ロシア時代の革命運動に翻弄され農夫に預けられた娘ロタ(実は貴族の娘・ロザリンダ)を主人公に長編歴史漫画「白いトロイカ 」、別冊本で「ローマの休日」など等、何度も読み返したのを覚えている。わたなべまさこ氏と少女漫画界の二大巨頭だったが、水野氏は小学館漫画賞を受賞した「ファイヤー!」などでも知られるようになり、伝説的な少女漫画家で現在80才だそうだが、お年よりずっと若見えだったのも嬉しい再会だった。


 漫画の神様・手塚治虫をはじめ寺田ヒロオ、藤子不二雄、石森(のち石ノ森)章太郎、赤塚不二夫らが暮らした豊島区のアパート「トキワ荘」を復元した「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」が7月7日に開館するというので内部を一足早く紹介。水野氏は1958年3月から10月まで、女性の漫画家で唯一、トキワ荘に入居していたのだった。

 ミュージアムには漫画家それぞれの部屋も再現されている。復元に協力した水野氏は、ミュージアムを訪れて「よくできていますね。違和感ないですね、あんまり。ここでもう一度仕事しようかなという感じ」と笑顔。

 「(扉は)開けっ放しにするから、みんな。で、後ろ向いたら、石ノ森さんがレコード聴きながら仕事しているのが丸見えなんですよ。それがとっても懐かしいですね」と、思い出を語った。

 水野氏は、当時のトキワ荘住人たちの心境を「漫画描いてると言ったら感動ものですよ。いつか自分の一生の仕事にできるだろうという夢ってのをみんな持っていたわけですよ。ホントにただひたすら漫画を描きたい者たちだけが集まっていた所で。いわゆる…やっぱり天国ですよ」と、時代背景を交えつつ証言していた。漫画ばかり、読むななどと学校の先生に叱られそうになったが、今や日本のアニメでインバウンドにも好影響だったのだから、素敵な場所が「豊島区立漫画ミュージアム」となって保存される。貴重な歴史史跡を保全する努力をされたという商店会の皆様にも全国、世界からも感謝だろう。
posted by Nina at 00:00| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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