2020年05月19日

日本:コロナ対策で「奇跡的低致死率」

FNNプライムオンライン5/18(月) 18:48に、木村太郎氏が次のような取材をしていた。

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日本のコロナ対策については「海外から批判続出」などとよく報道されていた。ニューヨーク・タイムズ紙は「日本はコロナウイルスを処理できない。それでオリンピックを開催できるだろうか?」という日本の大学教授の投稿も掲載され、日本は国際的な標準では対応できていないと内外で信じられていた。

「日本の中途半端なコロナウイルス対策がなぜか功を奏している」と、米国の外交専門誌「フォーリン・ポリシー」電子版に5月14日こう題した記事が掲載された。「コロナウイルスとの闘いで、日本は全てやってはいけないことをしてきたように思えた。例えば、テストは人口の0,85%しか行っていないことや社会距離の取り方も中途半端だし、なによりも国民の大半は政府の対応に批判的だったのだが、その死亡率は世界で最低だし医療崩壊も起こさず感染者の数は減少しており、不可思議なことながら全てが正しくいっているように思えるのだ」

記事は、14日現在で日本のコロナウイルスによる死者が687人、人口比で100万人中5人という事になる。
米国が100万人中258人、スペインは584人、ドイツでさえ94人であるのに比べて、日本は極めて少ない、まさに奇跡的だとしている。記事は、日本の検査数が少ないので死者数が少ない原因なのかもしれないとしながらも「他に肺炎などの死者が急増した様子もない」という日本の医療専門家の話を紹介している。

しかも日本では「強制」はなく、政府の「要請」で達成されたという点にも驚いている。特に政府が「ヒトとの接触7割から8割減」をお願いすると、ほとんどそれに近い数字が達成され、ゴールデンウィークの新幹線の乗車率が5%ほどだったことを挙げている。

記事は、その秘密は計り知れないとしながらも、日本人に他人を思いやる気持ちが強いことや潔癖性であることが背景にあるからかもしれないと結んでいる。

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その対極にあったのが、スウェーデンが「集団免疫」方式を決めた、当初の成果において、評価は高かった。スウェーデン・カロリンスカ大学病院・泌尿器外科勤務の医師で日本泌尿器科学会専門医の宮川絢子博士(スウェーデン移住は2007年)へのインタビューがWebに紹介されていた。

新型コロナウイルスの感染を防止より、多くの国民が感染することで免疫を獲得する「集団免疫」を目指した。コロナへの対策は、マスクもしないが、全ては国民の「自主判断」に委ねたわけで「封鎖より自主性が奏功」と自由な生活がマスコミに取り上げられていた。その後、スエーデンのコロナウイルスの死亡者は増え続け、人口100万人に360人と人口比では米国を上回っている。それでも、スエーデンは人口は少ないため、5/18時点の厚労省集計での死亡者は3674人だ。米国は、88,675人亡くなってワーストワンで、それに続くのが、イギリスの31,763人だ。

スウェーデンの死亡者数の大部分を占める高齢者、特に高齢者施設に暮らす高齢者の死亡は、施設における感染対策の失敗が直接の原因ではないかと考えていると宮川医師みている。また、医療崩壊を防ぐために、従来からICU治療の適応を厳しく規定しているため、高齢者が重症化した場合、また80才以下でも基礎疾患などのある患者には、ICU治療はできないという徹底している。ICUで治療は、年齢相応に元気な80歳以下の患者だけと決めている。スウェーデンの賛否両論の新型コロナウイルス対策は、他の北欧諸国の10倍の死亡者数をもたらしている。ちなみに、日本で同様に10万人あたりの年齢別感染者を調べてみると20代から50代が最も多く感染しており、高齢者層は低めと、スウェーデンとは逆になっている。スエ―デンは、パーソナルナンバーで管理されているため、死亡者のカウントの漏れがないが、現時点の統計数字だけで見る限り、回復者は0との報告になっているので、最終的な報告が各国から出されておらず、基準を同じにして見ないと正確なことは言えない。

国それぞれに国民性や政治のあり方に違いがある以上は対応に差があるのは当然だ。それを他国がとやかく言う権利もないだろうが、欧米メディアは日本を批判する習性が発揮されると言えるケースが目立つ。しかしながら、厚生労働省の統計は、国内の医療機関、および外国人研修生についても統計を出しており、その上での感染・死亡者数を公表しているので、この結果をもって今後の予測を図ることはできるので、回復されている方があって死亡者を抑えられているのは、日本は医療現場の方々の努力が反映されていると言えるのではないか。


参照HP:
FNN Prime(5/18) 
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200518-00143215-fnnprimev-int

Forbes JAPAN 編集部 2020/05/07
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/スウェーデン新型コロナ-ソフト対策-の実態-現地の日本人医師はこう例証する/ar-BB13HPZj#image=8

つづき
posted by Nina at 00:14| 千葉 ☔| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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