2020年05月17日

相次いで著名人の逝去

外交評論家の岡本行夫さん(74)が、新型コロナウイルスに感染し、4月24日に亡くなっていたとの後日報道でわかった。
岡本さんは、外務省で北米一課長などを歴任したあと、橋本内閣と小泉内閣では首相補佐官を務め、沖縄問題やイラク復興支援に取り組んだ外交評論家として活躍した。政府関係者などによると、岡本さんは新型コロナウイルスに感染し、4月24日に亡くなったという。

コメディアンの志村けんさん(70)、人気女優の岡江久美子さん(63)と相次いでの著名人の訃報に、不安やストレスが社会にも溜まっていく。これからも自粛生活は継続されるのだから、負けないで自らの健康管理、他者への思いやりと助け合いをと考えて、手洗いと3密の継続で、やり抜きましょう。志村さんも、岡江さん、岡本さんも、その死によって警鐘を鳴らしながら感染による犠牲者が増えないようにと見守っていてくれるに違いない。

これまでの感染拡大への状況を思い返してみると・・・・

@感染拡大抑止対策の違い

 「クラスターつぶし」など個別ケースに密着したきめ細かな感染拡大抑止策が、当初、功を奏して感染拡大を低く抑えることができたが、日本には、ハグやキスなど個々人が身体を密着させる習慣がない、風呂によく漬かる、家の中では靴を脱ぐといった独自の生活習慣があるため、感染拡大に差が生じたという可能性もあろう。ある一定レベルの感染累積数に至ると、この対策では限界が生じ、一方で当初の成功体験から別個の対策へと大きくシフトできず、ジリジリと感染拡大を許してしまっているのかもしれない。

 もっとも、こうした対策の差が、感染拡大パターンの差につながっているのではなく、逆に、感染拡大パターンの差が対策の差につながっているという考え方もありうる。

 Bウイルスの変異

 国立感染症研究所によるウイルス検体の検査・分析によると、国内で初期に発生した複数のクラスターやダイヤモンドプリンセス号の患者から検出されたウイルスは、1月初旬に中国・武漢市で検出されたウイルスと関係が深く、これは3月以降、国内で広がることはなく、終息したとみられるという。

 一方、これに代わって国内で確認されるようになったウイルスは、武漢市で確認されたウイルスよりも、欧州各国で感染を広げたウイルスの遺伝子に特徴が近く、3月以降、欧州など海外からの旅行者や帰国者を通じて全国各地に広がった可能性があるという。

 こうしたウイルスの変異が、@と組み合わさって、なかなか感染拡大が収束へと向かわない理由になっているのかもしれない。



「週刊新潮」2020年4月23日号 掲載
posted by Nina at 09:52| 千葉 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
カテゴリ
日記(3651)
ニオュ(0)
歴史(0)
chiba(60)