理由のない厄災に、いかに向き合うか、ノーベル賞作家・アルベール・カミュ(1913~60)の問題作を4回にわたって、アニメで紐解きながら放送した。
地中海に面した仏領アルジェリアの街・オラン。そこで、なぜか鼠の死骸が多く発見され始め、次第に人々も熱病に冒され始める。
ペストという「不条理な厄災」に見舞われた街は、封鎖され、様々な立場の人々がいかに生きてゆくのか──。
フランス領アルジェリアに生まれた作家が、第二次大戦終結後の1947年に発表した作品をEテレ「100分de名著 カミュ・ ペスト」現代的視点で読み解く(2018年6月放送)の番組(全4回)を再放送(4回分を一挙放送)で18日まで動画でも見られます。放送料をしっかり取るだけの事はある、タイムリーな再放送と動画配信、NHKの計らいに感謝です。
第一回:
出典:NHK 『100分de名著』(2018放送)