新型コロナウイルスの感染で大騒ぎですが、空気中にはたくさんのウイルスが飛び交い、エスカレーターの手すりやトイレのドアなど、どこにでも細菌が付着していそうです。奈良のバス運転手、ガイドのように密閉された人間が不特定多数いる空間はうつりやすい。
このガイドはバスツアーを途中降板して、東京から大阪まで新幹線で帰っているとのこと。ということは、目にウイルスは目に見えないのだから、感染した人がどこにいるかわからないくら、人ごみにまみれてしまっている。
大谷 義夫「絶対に休めない医師がやっている最強の体調管理」(日経BP)は体調管理について医師が自ら実践しているアドバイスです。
このような本は数え切れないほど出版されていますが、この本の内容は全て科学的な論文のエビデンスが示されています。
内容は“体調管理には大きく3つの柱があり、
1.体調を崩す最大の原因である風邪・インフルエンザを予防する
2.食事など生活習慣を整えて「体調を崩さない基礎体力」をつける
3.睡眠不足や運動不足など「不調のトリガー」を取り除く”です。
下記は目次とエッセンスです。
第1章 科学的に証明された風邪の予防法とは?
マスクを究めて「飛沫感染」をシャットアウト 、体調管理は「手」から始まる。 手にウイルスをつけない 。
風邪をひいても風呂に入っていい! お酒を頻繁に飲む人ほど風邪をひきにくい?
通常のインフルエンザウイルスと同様、コロナウイルスにも感染予防法が有効だと考えられるので、界面活性剤(洗剤、石鹸、アルコール)で消毒になる。
第2章 風邪による体調不良はどれだけ早く治せる?
「風邪のひきはじめ」にやるべきこと、 風邪のひきはじめにプールで5分泳ぐワケ。
市販薬には何が入っている? 風邪を早く治す食べ物・飲み物はあるか?
第3章 絶対に休めない医師がやっている生活習慣 大公開!
絶対に休めない医師の 24 時間 AM7:00 起床 タオルを握って血圧を下げる AM7:30 洗面所で舌だし体操、早口言葉も
AM8:00 朝食はヨーグルトにリンゴ、バナナを混ぜて AM8:30 出勤中、なるべく病原体をもらわないよう注意
AM10:00 隙間時間に「立ったり座ったりスクワット」 PM0:00 昼休みに 15 分の昼寝、 10 分の散歩 PM6:00 忙しくなったら血圧測定、ココアを飲んで血圧を下げる PM8:30 帰宅し、手洗いと一緒に洗顔 PM8:40 夕食では、トマトを加熱して食べる
PM10:30 入浴してリラックス! 寝る前にスマホを見ない
第4章 体調不良にならない体を作る食事術 本当に医者いらず?
1日1個のリンゴ バナナで血液サラサラ、高血圧予防も 食べ続けてこそ効果があるヨーグルト
体に良い、エゴマ油をスプーン1さじ 脱水対策のためにも、たんぱく質をとる
花粉症対策になる柑橘類、 コーヒーは1日3杯!
第5章、忙しくて眠れなくてもやってはいけない習慣。
睡眠不足、週末の寝溜めが招くリスク 寝ても取れない疲れの原因は「 いびき」 安眠の為のルーティーンを見つける
第6章 短時間でも効果的忙しい医師の運動習慣
運動は免疫力を上げ、病気リスクを下げる
激しい運動は免疫力を下げるのでNG
中でも、「お酒を頻繁に飲む人ほど風邪を引きにくい」ということは意外!?です。あくまでもワイン3杯程度のことです。
実は私は、風邪で仕事休んだ事ありません。熱を出すようなことはありませんから、善玉コレステロールが多いのと同様に、体質かもしれないです。ただ喉の粘膜がやられやすいので鼻汁や痰はでます。
運動といっても週一回程度、スポーツジムに行って、ウオーキングマシーンか、スクワットです。家ではバランスボールが転がっているので、気が向いたら乗ってます。空気が乾燥すると喉の粘膜の防御機能が低下してしまうので、加湿器で湿度(50〜60%)を保ついいらしいが、今は直接喉に蒸気を充てられる吸入器をチョイスしたが、使うのが面倒なので機能していないのが実態。ちょっと風邪ひいたかなと思ったときには葛根湯、ビタミンC、イミダゾールペプチドのサプリです。免疫力を高める、ということでフードピラミッドの一番上の層のニンニク、生姜、ネギは冷凍庫に常備、ねばねば系の納豆、オクラ、山芋も良く使います。人参、セロリ、レモン、プルーン、ナッツなどを積極的に食すようしています。