長寿番組としても確立された「徹子の部屋」、1978年正月には長谷川一男(当時69才)が出演していた。 「ミーハー」という言葉は、実は林(本名・長谷川一男を使う以前の芸名)のファンのために作られたものだったという。二枚目俳優・林長二郎として松竹在籍時に美剣士スターとし大人気となった。 大映に移籍後も、トップスターであり続けた。300本以上の作品に出演。当時の女性が大好きな「みつまめ」と、「はやし長二郎大好き人間」を揶揄してできたのが「ミーハー族」という造語になったのだった。
舞台やテレビドラマでも大きな活躍を見せており、晩年には宝塚歌劇『ベルサイユのばら』の初演で演出を行った。没後に、俳優では初の国民栄誉賞を受賞。