『鬼滅の刃』は、累計発行部数は2019年11月27日時点で2500万部を突破した漫画・アニメで、主題歌になった「紅蓮華(ぐれんげ)」を歌ったがLiSAが紅白歌合戦に初出場で披露されることになった。吾峠呼世晴による『週刊少年ジャンプ』にて2016年11号より現在も連載中の漫画。大正時代を舞台に、主人公が家族を殺した「鬼」と呼ばれる敵や鬼と化した妹を人間に戻す方法を探すために戦う姿を描く和風剣戟奇譚。
原作第1巻から第7巻冒頭までの物語を映像化した「竈門炭治郎 立志編」が、2019年4月から9月までTOKYO MXほかにてテレビ放送された。原作第1巻から第7巻冒頭までの物語を映像化した「竈門炭治郎 立志編」が、2019年4月から9月までTOKYO MXほかにてテレビ放送された。また、放送に先駆けて、2019年3月29日より特別上映版『鬼滅の刃 兄妹の絆』が全国11の劇場で2週間限定公開された。内容はTVアニメ第1話から第5話で構成されており、5.1chの劇場音響で上映された。また、ワールドプレミア(ドイツ&オーストリア:ハンブルク ベルリン ケルン ミュンヘン ウィーン パシング ニュルンベルク ドルトムント フランクフルト シュツットガルト ライプツィヒ 、フランス:パリ、ロシア:モスクワ)として3月19日より新宿バルト9にて舞台挨拶付き世界最速上映会が開催された。さらに、続編にあたる「無限列車編」が2020年に劇場公開予定。
原作の単行本はアニメ放送前の2019年3月時点で累計発行部数450万部を突破していたが、アニメ第1期放送終了直後の2019年9月29日時点で1200万部を突破し、アニメ放送期間中に750万部累計発行部数を伸ばした。アニメをきっかけにファンになった人がいかに多いかを物語っている。アニメ作品では着物の文様は、漫画で主流となっているテクスチャを使用せず、作画スタッフによる手描きの作画で表現している。水の呼吸のエフェクトは葛飾北斎の浮世絵にある波をイメージしており、作画をメインにしつつ一部に水飛沫のCGを足して表現しているという。 次回予告には単行本にのみ掲載される本作の裏設定が描かれた「大正コソコソ噂話」を映像化している。次回予告で公開される裏設定は本予告のために原作者の吾峠が開示した裏設定である。
放送終了後も勢いは続き、放送終了から約1か月後の10月23日時点で累計発行部数1600万部を突破。さらに約1か月後の11月27日には累計発行部数2500万部、最新18巻初版100万部を突破し、アニメ放送開始前より約8か月で2000万部ほど部数を伸ばす形となった。『オリコン年間コミックランキング 2019』では期間内の売上部数1205.8万部を記録し、シリーズ初TOP10入りにして初の1位を獲得した。