今回の議会では、それまでと違って、無所属無会派が海津にいなだけとなった後半2年だった。それは孤立無援と言う状況のはずだったが、二階にある控室は、最大会派、3人会派、海津にいな、共産党、二人会派、公明党と廊下に横並びで、「地球サイズ」な感覚としては大小関係ないし、気が付いてみると、通路に面して並ぶ控室のド真ん中に収まっているので、通常節電で暗い廊下に灯るライトが当たっているのが、海津の議員控室だけ。なので、「一人無所属でも、議員は議員だ〜」、と思っていられた(他はどう見るかは別として)。
今や昔話だが、「女は黙ってろ!」「一言多い」とか言われてきたから、男性に対して発せられない非難の言葉が女性ゆえに多く向けられるのにはすっかり不感症になってきたし、この頃そんな非常識な言葉を吐くのは人世代前の人類だと思われるのかほとんどいないなァ、と。そう思っていると、忘れた頃にそう言われて驚くことがあるのだけれど、それは議員ゆえ聞き流すしかない(議員で発言しないならそれこそお角違いだ)。s平成が始まった時に、子供たちは小学生だった。両親とも健在だったが、今は二人とも亡くなったからその点では孤立無援というか寂しい。しかし、それを補って余るのが小さな命の誕生だ。衰退と成長、これを続けながら人々は生きていくのだなァと感じる。
これからの我孫子市は、女性議員が議会の4分の1は定着してほしいと思うが、それは兎も角、もっと女性の幹部職員が増えるのが、多様性に対処できる人材を手っ取り早く確実に確保するような気がする。
・・・などなどと、考えながらアビコンで仕入れた弁当を控室に持ち込んで、このところ9月議会に備え日参している。
アビコンの棚にもう新米が並んでいた、時代は変わる、変わる時代を迅速にかぎ取って対処するのが今の時代の議員かなと思うが、次の議会のチャンスにどこまで理解を得られる議論を提示できるかに、汗をかいている。
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