我孫子市が「文化都市」と呼ばれるのは、大正時代に柳宗悦、 志賀直哉、武者小路実篤など「白樺派」の主だった文人が住ん だからですが、最初(明治 44 年)に我孫子に別荘を持ったのは 嘉納治五郎でした。嘉納の勧めで甥の柳宗悦は別荘の隣りに住 み、志賀たちを呼び寄せました。その意味でも我孫子にとって 「大事な人」です。
2020 東京オリンピックの年、我孫子を聖火ランナーが走りま す。それは嘉納治五郎生誕 160 年にあたります。嘉納が初代 IOC 委員となり、東洋人としてオリンピックに初参加する金栗四三 (当時マラソンの世界記録)らを養成、箱根駅伝を創設する過 程は NHK 大河ドラマ『いだてん』に描かれています。一方、 英語の達人でもあった嘉納は、国際社会に訴えて、東京誘致を 成功させた「日本オリンピックの父」でもあります。 偉大な功績を挙げた嘉納治五郎と我孫子市の関係を市民に広 く知って貰い、嘉納が手賀沼の景色を愛し過ごしたことを誇り と考え永く歴史に留めるため別荘跡地に銅像を建てます。 是非ご協力いただきますよう、心よりお願い申し上げます。
≪募金の目標額≫ 900万円
募金の詳細は下記をクリック ↓
嘉納治五郎像建立.pdf